東京ボード工業 【東証スタンダード:7815】「その他製品」 へ投稿
企業概要
当社グループは、「リサイクリングで地球環境の未来を創る」の経営理念をもと、木質廃棄物のマテリアルリサイクルを通じて、二酸化炭素の放出削減と炭素の固定量を増やし、地球温暖化改善をお客様とともに取り組むことにより、循環型社会の構築を目指してまいります。また、製造業として開発・製造・販売のプロセスの効率化を促進し、また廃棄物処理業としてより広範囲なマテリアルリサイクルの実現化を目指してまいります。
ガバナンス
当社グループは、資源の循環を行う為、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃掃法」という)をはじめ、収集運搬過程での道路運送車両法や労働安全衛生法やリサイクルに関する諸法令等、既存法規制はもとより、新たな法的規制が生じた場合も適切な対応をとる体制を構築しております。
戦略
当社グループは、廃木材より生産されるチップを原料として、PBを製造しております。このPB製品を効率的に製造し、建材商社等へ継続的に販売することで高い工場稼働率を維持し、廃棄される使用済みPBや他木材製品を再原料化し、再びPB製造を可能にするというリサイクルを、原材料である木質廃棄物の回収から木材チップへの加工、PBの製造及び製品の納入までをグループ内で行う一貫体制を構築しております。
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略
当社グループは、「リサイクリングで地球環境の未来を創る」の経営理念のもと、当社グループの企業活動(地球温暖化改善事業)に、従業員一人一人が活き活きと働くことを通じて、豊かな地球環境の未来を創る社会作りに貢献ができるものと信じております。そして従業員の目標設定や成果等の査定方法を明確にして適正に評価し、従業員に対する教育・研修の実施や各種資格取得の奨励・補助を行っております。経営理念の教育及び伝承は基本教育として繰り返し行い、部課ごとの教育目標を明確にして、従業員のモチベーション及び能力の向上を目指します。当グループ企業だけでなく従業員の社会的存在価値も明確にすることを通じて、従業員参加型の経営を推進してまいります。
また、2022年10月に施行された「改正育児・介護休業法」により、当社においても積極的に男性でも育児休業を取得しやすい体制作りに取り組んでまいりました。当社グループでは、1人1人に活躍の場を提供し、教育環境の整備、女性活躍の場の提供、社内活性化(社内行事等)の実施、2022年9月1日に宣言した、健康経営によるグループ従業員の活力向上や生産性向上に努めます。また、グループの企業活動(地球温暖化改善事業)に1人でも多く共感する人材の育成に努め、安全安心で魅力ある職場環境づくりを進め、全社一丸となって経営理念達成に向けて更に邁進してまいります。
リスク管理
当社グループでは、より多くの廃木材を炭素を固定したまま再資源化することが、森林資源が吸収したCO2の排出量を抑制し地球環境の改善活動に繋がるものと考えております。そのため、原油価格の高騰などによりまだ再生利用できる廃木材がサーマルリサイクルの原料として利用されるなどによる廃木材の不足が生じないよう、当社の取引先である木質資源循環推進パートナーにご理解とご協力を得られるよう努めてまいります。
指標及び目標
人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略の指標及び目標
主な戦略 | 指標 | 目標値 (2030年度) | 実績 (当連結会計年度) |
女性活躍推進 | 女性管理職数 | 5人以上 | 1人 |
女性社員平均勤続年数 | 10年以上 | 7年 | |
健康経営促進 | 平均所定外労働時間 | 20.0時間以内 | 28.5時間 |
- 検索
- 業種別業績ランキング