伊藤ハム米久ホールディングス 【東証プライム:2296】「食品業」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、下記に掲げるグループ理念のもと、ビジョンの実現を目指し、各行動指針に基づいた活動を推進することで、事業を通じて企業の社会的責任を果たし、真に信頼されるグループとなるべく企業価値の更なる向上を図ってまいります。
<グループ理念>
私たちは事業を通じて、健やかで豊かな社会の実現に貢献します
<ビジョン>
フェアスピリットと変革への挑戦を大切にし、従業員とともに持続的に成長する食品リーディングカンパニー
<行動指針>
・安全安心と品質の追求による、価値ある商品とサービスの提供
・有言実行の徹底による信頼関係の構築、強化
・全員参加の闊達な意思疎通と相互理解による能力開発と育成
・コンプライアンスを最優先とした、公明正大で透明性のある行動
・地球環境に配慮した事業活動の推進
(2)目標とする経営指標
当社グループは「中期経営計画2023」において、経常利益200億円、ROIC6.8%以上をグループ目標としています。
(3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題
当社グループは、2021年度より3カ年を対象期間とする「中期経営計画2023」を作成し、これを推進しております。本計画では、『「既成概念の打破」と「強みの再認識」による更なる成長・飛躍』を基本指針とし、「経営基盤の強化」「収益基盤の強化」「新規事業・市場への取り組み」「サステナビリティへの取り組み」を主要テーマに設定しました。これらの着実な実行によって、競争力と成長力を高めながら企業価値の向上を図り、持続的に成長する食品リーディングカンパニーを目指しております。
具体的にはテーマごとに以下の課題を設定し、経営課題の解決に取り組んでおります。
「経営基盤の強化」
効率的で競争力のある事業執行体制と組織体系を構築することで、統合効果を最大化する
・組織再編によるグループ戦略の一体化
・各事業会社の制度統合
・デジタル戦略の推進
2022年度の主な取り組み | 2023年度以降の主な取り組み |
加工食品事業の戦略・調達機能を当社に統合・集約 | 営業、生産機能を機能別に再編 |
グループのシステム統合 | グループのシステム・制度統合 |
| DX推進室の新設 |
「収益基盤の強化」
コスト競争力の強化と商品・サービスの価値向上を図ることで、グループの市場競争力を高める
・コスト低減に向けた取り組み
・商品付加価値の向上
・事業規模拡大
2022年度の主な取り組み | 2023年度以降の主な取り組み |
生産拠点再編開始 | 生産拠点再編の推進 |
食肉生産事業強化 | 食肉処理施設の拡充 |
「新規事業・市場への取り組み」
今後成長が見込める領域へ人材・資金等の経営資源を再配分することで、グループの成長力を高める
・事業領域の拡大
・生産地域・販売市場の拡大
2022年度の主な取り組み | 2023年度以降の主な取り組み |
ノンミート、冷凍食品の販売拡大 | ノンミート、冷凍食品の販売拡大 |
動物由来血液製剤事業買収によるヘルスケア事業強化 | 培養肉食用化を目指した取り組み |
牛肉輸出強化 | 牛肉輸出強化 |
「サステナビリティへの取り組み」
社会や環境価値に対応した取り組みを進め、社会の一員として責務を果たすことで、グループ価値の向上と持続的な成長につなげる
・サステナビリティ推進体制の強化
・社会貢献活動、労働環境整備
・環境に配慮した取り組み
2022年度の主な取り組み | 2023年度以降の主な取り組み |
TCFD提言に沿ったリスク・機会分析の開示 | GHG削減ロードマップに沿った具体的な取り組み |
サプライチェーンにおける人権への負の影響の特定 | 人権デュー・ディリジェンスの実施 |
マテリアリティに対するKPIの設定・開示 |
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