JBCCホールディングス 【東証プライム:9889】「情報・通信業」 へ投稿
企業概要
当社グループでは、経営や業務に関するIT課題を抱えるお客様に最適かつ最新のソリューションをご提供するため、各分野にわたって研究開発活動を行っております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は320百万円であり、主な研究開発活動の概要は次の通りです。
(1) 情報ソリューション分野
情報ソリューション分野は、超高速開発、クラウド、セキュリティを中心に、企業の情報システムの構築及び運用・保守サービスなどを行っております。
当分野においては、AIなどの新しい技術の活用を中心に研究開発活動を進めており、従来の営業活動にとらわれず、WEBでの拡販が可能な新サービスの研究開発に取り組んでおります。当社グループのお客様へのアプローチを元に事例化し、お客様固有のカスタマイズなしで汎用的に提供できるサービス化を目指しております。当連結会計年度においては、AI自動検品システム「イノベース -Inspection-」のサービス強化に取り組みました。具体的には、製造業生産ラインでの大量検査への対応や、お客様の製品にAIカメラを組み込んで異常検知の自動化検証や開発を実施しました。また、データ分析や生成AIを活用して企業の業務課題を解決する取り組みにも挑戦しております。
当事業分野に関わる研究開発費は55百万円です。
(2) 製品開発製造分野
製品開発製造分野は、クラウドデータ連携基盤等、独自のソフトウェア、自社開発の生産管理システム及びプリンター等各種ハードウェアの製造・販売を行っております。
当分野の製品のほとんどにおいて、新製品及び機能強化に関する研究開発を進めております。特に主力製品であり、様々なクラウドサービスメーカーへの採用が進んでいるクラウドデータ連携基盤「Qanat Universe」では、新規サービス及び既存サービスへの新機能の研究開発に取り組んでいます。具体的には、顧客ニーズへの対応として電子帳簿保存法に適したソリューションの研究に取り組み、顧客へのさらなる価値提供を進めております。
また、サイボウズ社のクラウド型業務改善プラットフォーム(kintone)の拡張機能をサブスクリプション化した「ATTAZoo+」開発作業不要で手書き帳票のOCR読み込み(光学式文字読み込み)と業務DXを実現する「ATTAZoo AI OCRパック」、生産管理システム「R-PiCS」では「資材所要量計画」を得意とした「R-PiCS-NX」の開発を行っており、今まで以上にお客様にご満足頂けるものづくりを進めております。
また、当社グループの新規技術の習熟及び新製品開発のためのアイデア発掘を目的とした「先進技術研究所」を設置しており、近年技術革新が著しいAIやIoTなどの最先端技術についても全く新しい発想で他社にはない新製品及びサービスを開発するため、最新技術の調査・研究についても積極的に取り組んでおります。
当事業分野に関わる研究開発費は264百万円です。
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