企業兼大株主杏林製薬東証プライム:4569】「医薬品 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社グループは、医療ニーズに応える価値の高い新薬を継続的に提供し、人々の健康に貢献することが使命だと考えています。杏林製薬㈱は、疾患研究から見出された新規作用機序による創薬に加え、革新的な技術により新たな価値を創出する創薬にも取り組みました。これまで注力してきた低分子創薬のみならず、新たなモダリティとして核酸創薬等、外部技術の活用により創薬基盤の強化に取り組み、疾患研究との組み合わせによって価値の高い新薬を生み出す創薬イノベーションに挑戦しました。

また導入による開発パイプライン拡充を最重要課題と位置付け、資金及び人的資源を最大限投入することとし、ライセンス・アライアンス機能を強化しましたが、新規導入品の獲得には至りませんでした。

当連結会計年度における国内外開発の進捗状況としましては、臨床試験の相移行はありませんでしたが、杏林製薬㈱が開発中の間質性肺疾患治療薬「KRP-R120」、過活動膀胱治療薬「KRP-114VP(ベオーバの小児適応)」などは着実に進展しました。また耳鳴治療用アプリ「KRP-DT123」について、医療機関による特定臨床研究が2023年9月に開始されました。

 以上の結果、研究開発費は8,019百万円となりました。

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