企業明星工業東証プライム:1976】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループ(当社及び連結子会社)は、顧客のニーズに迅速に対応するため、材料・製品等の開発・改良から施工技術の開発まで、幅広く積極的に活動を行っております。

 現在、研究開発は、当社の中央研究所及び各技術部門を中心に、工事部門及び関連会社、協力会社と密接に連携し、開発期間のスピードアップを意識し、地球環境に配慮して推進しております。

 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は205百万円であります。

(1)建設工事事業

 断熱・耐火・防音・防食等、幅広い事業分野に於いて、在来工法との差別化につながる工法開発を行っております。特に超低温保冷分野においてはこれまで積み上げてきた経験と実績を活用し、品質に優れた工法や材料の選定を行い、長期にわたり安心・安全に使用できる工法を開発できるように努めております。

 保冷工事関連では、主材料である硬質ウレタンフォームのノンフロン処方を確立し、自社工場で生産・製品化しております。

 当事業における研究開発費は195百万円であります。

・超低温液化ガス工事関連

 海外出荷基地、超低温液化ガス運搬船、国内受入基地における断熱等の幅広い分野の工事に関し、新材料の調査・新工法の開発及び開拓に取り組んでおります。

 液化ガス貯槽タンクにおいては、顧客のニーズに対応すべく、保冷構造の工法改良や断熱部材などの開拓・実証試験等の研究開発を行っております。

・その他

 高機能断熱材を応用した断熱材の改良や、防錆機能付き断熱材の開発並びに施工システムの開発分野におきましても研究開発を行っております。

(2)ボイラ事業

 ボイラ燃焼効率向上及び新たな施工方式(モジュール化)の開発に取り組みコストダウン並びに工期の短縮化を目指しております。

 また、2025年3月期の稼働開始を目処に、三重県亀山市において、主力製造拠点である京都工場に代わる新工場を建設中であり、生産能力の向上及び更なる研究開発活動を進展させる予定です。

 当事業における研究開発費は10百万円であります。

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