大阪チタニウムテクノロジーズ 【東証プライム:5726】「非鉄金属」 へ投稿
企業概要
当社の研究開発活動は、チタン分野での業界トップクラスの技術開発力をベースに、基礎研究、製品品質の向上、生産性の向上、製造コストの低減に取り組んでおります。
また、高機能材料分野では、チタンやシリコンに関連した新規事業の創出・早期事業化のための開発に注力しております。
当事業年度の研究開発費は1,036百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動は次のとおりです。
<チタン事業>
チタン事業では、生産技術開発および基礎研究を加速しております。
具体的には、各製造工程における現用設備での生産量最大化のための生産性向上、高コスト環境にあって事業収益性を確保するための製造設備長寿命化や生産効率改善、品質向上などのための研究開発を進めると同時に、その革新的技術開発を推進しております。
また、AI・IoTの活用範囲を更に拡大すべく、開発および人材育成を加速しております。加えて、大学と共同でチタン製錬に関する基礎研究も継続しております。
なお、当事業年度のチタン事業の研究開発費は138百万円であります。
<高機能材料事業>
高機能材料分野では、高純度チタンの品質改善、生産性向上のための研究開発、および、3Dプリンター用途などを主なターゲットとした球状チタン合金粉末(合金TILOP)の基盤強化による事業成長加速の研究開発に注力しております。
また、リチウム二次電池負極材用SiOは、本開発に特化した専門組織において、品質改善、生産性向上のための研究開発を進めており、早期の事業化を目指しております。
更に、新規事業の創出、萌芽促進の活動について全社を牽引する専門組織において継続して取り組んでおります。
なお、当事業年度の高機能材料事業の研究開発費は897百万円であります。
- 検索
- 業種別業績ランキング