企業兼大株主大和証券グループ本社東証プライム:8601】「証券業 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 今般の新型コロナウイルス感染症拡大により、ポストコロナを見据え更なる景気回復に向けた資本市場での資金調達の重要性は一層高まっております。また、非上場企業においても、事業存続の危機に直面する中、イノベーションや既存事業の再編・再生等、構造変革のための資金調達のニーズが高まっており、株式市場のみならず、クラウドファンディングやベンチャーキャピタルファンド等も含めた新たな資金循環を確立し、資本市場の機能を一層高めることが重要となっております。

 そして、日本においては少子化の進展に加え、高齢化が進み平均寿命は男女ともに伸長して「人生100年時代」が現実となる中、老後の備えに対する意識は益々高まり、個々のライフプランに沿った資産形成及び運用が幅広い世代で重要となってきております。

 さらに、デジタルトランスフォーメーションや業界を取り巻く規制改革の進展により、Fintech企業や他業種からの参入等をはじめとした競争環境の変化が大いに想定されるところであり、当社グループとしてもテクノロジーの進展を的確に捉え、常にお客様に寄り添い、変化に対応していく姿勢が重要であると考えております。

 このような事業環境の変化を踏まえ、当社グループでは中長期の経営ビジョンとして「2030Vision」を策定しました。挑むべき課題として、「人生100年時代」、「イノベーション」、「グリーン&ソーシャル」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「サステナブル経営の基盤」を重点分野と位置付け、「貯蓄からSDGsへ」をキャッチフレーズに「資金循環の仕組みづくりを通じたSDGsの実現」を目指すべき姿として定めました。これらの重点分野に対し各ビジネスセグメントが具体的な取り組みを進めるなかで、サステナブルな経済的・社会的価値を創出し、当社グループに対するESG評価の向上を目指すと共に、中長期的な企業価値の向上を図ります。

 そして、このビジョンの実現に向けた当初3年間の戦略として、2021年度を初年度とした3ヵ年の中期経営計画“Passion for the Best”2023を策定しました。

 「未来を共に創るベストパートナー~Be with you~」をスローガンに、基本方針として「クライアントファーストとクオリティNo.1の実現」、「ハイブリッド戦略による新たな資金循環の確立」、「デジタルとリアルのベストミックスの追求」を掲げております。

 なお、中期経営計画における主な数値目標としては、連結自己資本利益率(ROE)(2023年度において10%以上)及び連結経常利益(2023年度において2,000億円以上)、リテール部門における残高ベース収益比率(2023年度第4四半期において50%以上)、ハイブリッド関連経常利益(2023年度において500億円以上)、大和証券における預り資産(2023年度において90兆円以上)等を定めております。

 また、昨年度の状況及び今般の情勢に鑑み、2021年度の大和証券グループ経営方針を下記のとおり定めております。

2021年度 大和証券グループ経営方針

 2020年度はコロナ禍の影響により激動の1年となりました。株式市場においてはコロナショックからの脱却に始まり、ワクチンの実用化、企業業績の回復期待を背景として、日経平均株価が30年振りに3万円台を回復するなど、記録的な相場となりました。

 当社グループにおいてはDX推進によるお客様への機動的な対応、ニューノーマル時代における柔軟な働き方の実現に向けたインフラ整備を進め、新たな時代への礎を築いた枢要な年でありました。更に、コロナ禍を契機としたサステナブルファイナンスへの関心の一層の高まりにより、企業と投資家の架け橋である証券グループとしての社会的使命を再認識し、SDGs及びESG推進の必要性を強く自覚した1年でもありました。

 未曽有の危機を経験し、世界が新しい生活様式へと移行していく中、当社グループは未来を共に創るベストパートナーとして尽力すべく2023年度までを対象期間とした新グループ中期経営計画~“Passion for the Best”2023~を策定しました。

 「クオリティNo.1」を体現し、ハイブリッド戦略を通じた価値創造をより明確に推進すると共に、多様な場面における「デジタルとリアルのベストミックス」を追求し、お客様に安心と利便性を提供することで、全てのステークホルダーに満足いただける付加価値の提供を目指します。

 初年度となる2021年度は、お客様の最善の利益追求に向けたビジネスモデルの更なる浸透、新時代における企業の成長戦略への支援、新たな事業領域における成果などをテーマにアクションプランの着実な実行を目指します。

 大和証券グループは全てのステークホルダーに必要とされる存在となるべく、サステナブルで豊かな社会の実現のための新たな資金循環の仕組みづくりにグループを挙げて取り組んでまいります。

 2021年度の各事業部門アクションプランは以下のとおりであります。

(1) リテール部門

① 資産管理型ビジネスモデルの実現

② お客様ニーズを捉えた商品・サービスの提供、総資産アプローチによるソリューションビジネスの拡大

③ デジタルとリアルの融合による顧客接点の拡大とコスト最適化

④ 外部チャネルを活用したニュービジネス展開と収益化

(2) ホールセール部門

① お客様ニーズを捉えた多様なプロダクト・高度なソリューションの提供

② アジアのリージョナル・ブローカーとしての汎アジアビジネス基盤拡大

③ SDGs関連ファイナンスの促進による企業のサステナビリティ支援

④ デジタルを活用した機動性・サービスクオリティの向上

(3) アセット・マネジメント部門

① 運用力・発掘力・商品アレンジ力強化による既存事業の拡大・高度化

② 新ビジネスの研究開発・事業化。ESGに立脚した会社運営への移行

③ 不動産アセット・マネジメント事業における資産運用力強化及び事業基盤の確立

④ グループ内連携による新たな不動産投資商品の検討など不動産ビジネスの推進

(4) 投資部門

① 優良な投資機会の発掘、投資先のバリューアップ及びモニタリング体制の強化

② エネルギー分野でのキャピタルリサイクリングモデルの推進

③ 継続的なVCファンド運用ビジネスの確立

④ SDGsを意識した社会的意義のある投資対象の開拓

(5) その他(大和総研グループ)

① ITサービスのプラットフォーム化やAI・データサイエンスによる新たな価値の創出

② 高品質で安定的なサービスを低コストで提供することで、大和証券グループのコストダウンへ貢献

③ システム・リサーチ・コンサルティング連携を通じた新規顧客の獲得、新たな事業の展開による外販収益の拡大

④ 情報発信と情報収集・意見交換との好循環を起こしてリサーチクオリティを向上する

(6) その他(大和ネクスト銀行)

① 競争力ある金利の提供と魅力ある新商品・新サービスの提供

② グループ内連携の更なる強化、融資案件をはじめとした新たなビジネスの実行

③ 運用の多様化

④ 応援定期預金の残高拡大やESG投融資の促進等への取り組み

PR
検索