企業兼大株主大和証券グループ本社東証プライム:8601】「証券業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループでは、お客様のニーズを捉えた商品・サービスの提供、業務プロセスのデジタル化及びデータの分析・研究・活用を通じたデジタル・トランスフォーメーション(注1)の実現、事業の効率性・安全性を確保するためのインフラ整備、法令・制度への対応、リスク管理の高度化などを目的とする設備投資を行っています。

 当期は、銀行や信用金庫などの他金融機関との提携を迅速かつ効率的に行うために、大和証券株式会社の社内向けシステムをWebやAPI(注2)を通じて提携先でも利用することが可能となるプラットフォームの構築に向けた取組みを進めました。また、同社のビジネスの高度化・効率化に向けた投資として、同社の全役職員がデータを起点とした意思決定を行えるようデータを保管・分析する基盤を構築し、次フェーズとして、分析に使用するデータの蓄積及び分析ツールの導入に取り組みました。また、ゼロトラスト(注3)型セキュリティ基盤の構築により、前期に行った社外向け通信のセキュリティ強化に加え、当期は新たに社内向け通信についてセキュリティを強化しました。これらの取組みなどにより、総額約323億円のIT投資を行いました。

 また、大和証券株式会社は、鳳営業所を新たに開設しました。

(注1) デジタル・トランスフォーメーション(DX):企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、お客様や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位を確立すること。

(注2) API(Application Programming Interface):システム間の接続を標準的な形式で提供する仕様・仕組み。

(注3) ゼロトラスト:社内外を問わず、守るべきデータ・システムへのあらゆるアクセスを信用せずに安全性の検証を行うセキュリティの考え方。

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