企業兼大株主一正蒲鉾東証スタンダード:2904】「食品業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社グループの水産練製品・惣菜事業及びきのこ事業の研究開発活動は、「食の安全・安心・健康」をテーマに、「すべてはお客さまのために」のもと、社会環境の変化に対応し、多様化するニーズを捉えた商品開発に取り組んでいます。

 当連結会計年度における研究開発費の総額は429,213千円です。

(1) 水産練製品・惣菜事業

高まる健康志向、簡便性志向などニーズ多様化のなかで、おいしさを最優先に購買層や使用用途の拡大を目指して積極的に商品開発に取り組んできました。

当連結会計年度の主な開発製品としては、従来の調理済みおでんより、簡便性を図ったレンジ対応おでん「レンジで絶品スープおでん」、消費者の生活防衛意識の高まりを受け、大容量パックさつま揚「小判てんぷら」を発売しました。

また、減塩シリーズに新たに「角さつまあげ」、「角判てんぷら」を投入しラインナップの拡充を図りました。低脂肪や低カロリー商品の開発にも引続き取り組んでいます。

年末おせち商品では、国産甘鯛を使用し美味しさを追求した「禄」シリーズを継続販売しました。そのなかで「御蒲鉾 京禄」が日本かまぼこ協会主催の第75回全国蒲鉾品評会にて、農林水産大臣賞を受賞しました。

環境負荷軽減に対しては、従来のトレーに対しCO2排出量が30%削減されるリサイクルエコトレーへの変更を8品実施しました。

研究部門では「一正のフードテック推進」のもと、「資源枯渇」「原料高騰」「原料安定確保」を目的とした、マルハニチロ株式会社、インテグリカルチャー株式会社との「魚類の筋肉細胞培養技術の確立に向けた共同研究開発」は新たなステップに進みました。

加えて、「代替原料」研究をより推進するために、当連結会計年度において細胞性シーフードの自社研究を開始しました。さらに、「未来の食卓」研究では、山形大学工学部古川教授との3Dフードプリンター研究を強化しました。

また、水産資源枯渇を見据えた次期ネクストシーフード研究を推進するとともに、かまぼこの健康機能性研究においては、学会発表を実施し、品質改善・賞味期限延長を目的とした新加工技術研究においては、食品ロスの低減を目標に継続しています。

引き続き変化するニーズを捉え、新規需要を喚起する新商品開発・新技術研究を行うとともに、主力商品の付加価値向上による事業基盤の強化を推進していきます。

 なお、当事業に係る研究開発費は291,007千円です。

(2) きのこ事業

きのこ事業においては、品質の向上、栽培の安定、収穫の効率化を目指すための栽培、収穫技術に関する研究及び品質管理体制強化に取り組んできました。

また、新規テクノロジーや新規研究カテゴリーの探求を進めることで、今後の事業展開に向けた研究開発を推進していきます。

 なお、当事業に係る研究開発費は138,206千円です。

(3) その他

 該当事項はありません。

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