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星0つ 企業新日鉱ホールディングス  企業概要

 資源・エネルギー・素材を扱う当社グループは,技術・開発ビジョンを『地球の資源・エネルギー・素材の持続可能性に貢献し,競争力を強化しつつ,当社グループの持続可能な成長に資する』と定め,グループ全体の技術力及び開発力の強化に努めています。
 当社グループは,グループ各社の技術開発体制に加えて,グループ内の横断的な技術・開発基盤の整備を鋭意推進しており,既に事業展開している分野に加え,グループ事業と関わりが深く,大きなシナジーが期待できる「分析・評価」,「環境負荷低減」,「TPM等改善活動」などの基盤技術分野において先進情報を共有化すると同時に,低炭素社会への対応技術等,将来の持続可能な成長・発展に資する技術・事業開発への取り組みを強化しています。
 また,当社,チッソ株式会社及び当社連結子会社の東邦チタニウム株式会社は,平成20年6月に共同で独自の亜鉛還元法(JSS法)による太陽光発電用ポリシリコン事業会社である新日本ソーラーシリコン株式会社を設立し,量産工場の建設を進めていましたが,同事業は技術及びマーケットの両面において金属事業との関連が深く,より一層のシナジーが日鉱金属グループ事業との各面において期待されることから,本年4月,当社の保有する株式等を日鉱金属株式会社へ譲渡することで推進体制を強化しました。

(1) 石油(ジャパンエナジーグループ)

 石油精製技術の分野では,精製プロセスの合理化・効率化,設備保全技術や監視技術の改善,石油化学基礎原料や潤滑油等の生産プロセスに関する研究開発を行っています。燃料製品開発の分野では,地球温暖化防止の一環として,バイオエタノールをETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)の形でガソリンに利用するための研究など環境配慮型燃料の品質設計・生産技術等の研究開発を進めており,平成19年4月からはバイオETBEを配合したレギュラーガソリン「バイオガソリン」を販売しています。また,循環型社会の構築に向けて水島製油所で実証試験を行っていた廃プラスチック分解油の処理技術は,平成20年7月から,国内石油会社として初めて実用化段階に移行しました。

 石油化学製品開発の分野では,塩素系洗浄剤代替の工業用洗浄剤,PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)非該当でトルエン・キシレンの代替となる溶剤やナフタレンフリー溶剤等の環境対応型製品,また,CO2の削減と省エネルギーに貢献する潜熱蓄熱材の開発を行っています。平成20年7月にはパラフィン系潜熱蓄熱材「エコジュール」の販売を開始し,さらに清水建設株式会社と共同で従来比2.5倍の蓄熱性能を有するPCM(Phase Change Material,相変化物質)躯体蓄熱空調システムを開発し,平成21年度中の実用化を目指して性能検証を実施しています。

- 以下略 -

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