日産車体 【東証スタンダード:7222】「輸送用機器」 へ投稿
企業概要
日産グループ共通のコーポレートパーパス「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」の実現に向け、当社グループは「私たち日産車体は信頼される企業として、独自性に溢れ、お客さまに魅力ある質の高いクルマとサービスを、タイムリーにお届けします。」をミッションとして掲げ取り組んでおります。
具体的にはお客様の安心と信頼を第一とし、商用車、プレミアムカー、特装車を中心に商品開発力の強化に取り組んでおります。
(1)開発体制
当社開発部門は、日産自動車㈱より商用車とプレミアムカー、特装車の車両開発委託を受け開発を推進しております。
また、特装開発の一部を連結子会社の㈱オートワークス京都が担当しております。
(2)新商品の投入状況
国内向けでは、「キャラバン」は特別仕様車「50th Anniversary」を発売、「エルグランド」、「AD」は、一部仕様変更を実施しました。また、特装車では「キャラバン MY ROOM」を発売しました。
輸出では、「QX80」、「パトロール」、「アルマーダ」、「アーバン」を発売しました。
(3)新技術の開発状況
「キャラバン」は誕生50周年を記念しブラックを基調とした意匠や随所に「50th Anniversary」のロゴをあしらった特別仕様車を発売しました。
「エルグランド」は、一部仕様追加してインテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)、ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーを全車に標準装備することで、安全性の向上を図りました。
「AD」は、各種法規に適合させるとともに、ペダルの踏み間違いによる歩行者などとの衝突回避を支援する踏み間違い衝突防止アシストを新たに全グレードに標準設定し、全車サポカーSワイド対象となり、安全性の向上を図りました。
特装車「キャラバン MY ROOM」では、木製家具の温かみと優しい間接照明に包まれた新しいくつろぎ空間を提案しました。セカンドシートには自動車業界初となる、表面と裏面で硬さの異なるクッションパッド構造を採用し、くつろぎモードとドライブモードの切り替えが可能な2 in 1シートを特別装備しました。
輸出向けの、「パトロール」は、中近東向け車にデジタルラジオ対応、北米向け「アルマーダ」については、排気規制への適合を実施しました。
また、「QX80」については、北米向け車の排気規制への適合を実施し、中近東向け車にデジタルラジオ対応を実施しました。
「アーバン」のメキシコ向け車については、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)や被害軽減ブレーキなどの追加により安全性向上を実施しました。
新技術開発については、年度毎にテーマを決め開発を進めております。
具体的には、環境対応技術開発、商品力向上技術開発等を重点項目として取組んでおります。
当社グループは、今後とも独自性に溢れ、お客さまに魅力ある質の高いクルマとサービスを、タイムリーにお届けることを目指し、開発活動を積極的に推進いたします。
当連結会計年度における研究開発費は84億円(自動車関連)であります。
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