中央可鍛工業 【名証メイン:5607】「鉄鋼」 へ投稿
企業概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
① 会社の経営の基本方針
当社グループは、「人・社会・自然に調和するクリーンでフェアな企業行動に徹し、国際社会から信頼される企業市民として豊かで住み良い社会造りに貢献する」という経営の基本理念のもと、時代の変化を的確に捉え、社会に役立つ価値を創造し、お客様から地域社会、また株主の方から従業員にいたるまで、関連する全ての方々に満足頂く事を経営の基本方針としております。
② 目標とする経営指標
当社グループは、事業領域の拡大による売上高の推移、原価低減など財務基盤の強化や高付加価値化など収益構造変革をあらわす営業利益率、並びにグループ経営の観点から経常利益率の3つを重要な経営指標としております。また、株主重視の視点から株主資本利益率(ROE)等を意識した経営を進めております。
③ 経営環境
自動車産業は、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、100 年に一度の大変革期に突入しております。また、先進国をはじめとしたカーボンニュートラルやSDGs(持続可能な開発目標)に向けた対応、将来における日本の労働人口の減少等、当社グループを取り巻く経営環境は急激に変化しております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループは、経営環境を踏まえ、2030年に向け経営の方針を示した「中長期経営方針」に基づき、2023年度から2025年度にわたる3か年の経営計画「中期計画2025」を策定しており、当期は初年度にあたり、新分野への拡販や財務・基盤の強化等に取り組んでまいりました。生産調整もございましたが、概ね計画通り進捗しております。今後、中国経済の先行き不透明感などは増しているものの、計画達成に向けて進めてまいります。
「中期計画2025」
1)中期計画2025の骨子
実施方針 | |
1.自動車/産業機械事業推進 | ・自動車/軽量化部品の拡販 ・産業機械/成長産業への拡販強化 |
2.財務・基盤の強化 | ・原価低減活動、自動化の積極的推進による 収益構造改革に着手 |
3.サステナビリティ推進 | ・カーボンニュートラルに向けた環境活動の 推進、及び健康経営への取り組み ・人的資本価値向上への推進 |
4.新規事業開拓の推進 | ・新規事業開拓の着手 |
2)連結経営指標
連結指標 | 2026年3月期目標 |
売上高 | 400億円以上 |
営業利益率 | 3.5%以上 |
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