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企業概要

 当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は190,054千円であり、代表的な研究開発は、以下、研究開発の成果に記載の新規モデルの開発であります。

 また、製品開発の都度、必要に応じて競合他社との製品の差別化、他者による模倣防止のため、特許権取得を検討しており、2024年9月30日現在取得済み、出願中の特許権は下表の通りであります。

 

取得済件数(件)

出願中件数(件)

 特許権

209

90

 なお、当連結会計年度における研究開発の成果は下表の通りであります。

研究開発の課題

開発モデル

内容

フリップアップモデル NEOTECⅡ後継モデルの
開発

NEOTEC3

 

 

フリップアップタイプモデルとして全世界に拡販を行なっているNEOTECⅡを全て新設計として開発。第67期は欧州向けモデルの先行生産、販売を開始したが、当期は国内、中国、北米、アジア向けを生産開始。デザインは先代モデルの正常進化として、よりシンプルで洗練したデザインを目指した。また対応インターコムを新型とする事でインターコムの性能向上、デザインの先進性、風切音の低減を実現。シールドはセンターロックの新型CNS-3Cシールドを採用。操作性、密着性の向上を図っている。サンバイザーは上下長が長いQSV-2を装備。より利便性を高めた。

スポーティーツーリングモデル GT-AirⅡ後継モデルの開発

GT-Air3

スポーティーツーリングモデルのGT-AirⅡを全て新設計として開発。全世界に拡販している当モデルの欧州向けを第67期に生産、販売開始した。当期は国内、中国、北米、アジア向け仕様を生産開始。デザインは先代モデルの正常進化版としリファイン。対応インターコムを新型とする事でインターコムの性能向上、デザインの先進性、風切音の低減を実現。シールドはセンターロックの新型CNS-1Cシールドに変更。操作性、密着性の向上を図っている。

サンバイザー装備ジェットタイプ J-CRUISEⅡ後継モデルの開発

J-CRUISE3

サンバイザー装備ジェットタイプのJ-CRUISEⅡを全て新設計として開発。先代モデルのデザインの正常進化版。NEOTEC3,GT-AIR3と
同様の新型インターコム対応。性能向上、デザインの先進性、風切音の低減を目指す。当期は欧州、国内仕様の生産を開始。第69期に中国、北米、アジア等の展開に繋げる。

中国規格対応モデルの
開発

Z-8
J-CRUISEⅡ Glamster
HORNET ADV

中国新規格GB規格の取得。Z-8、J-CRUISEⅡ、HORNET ADVの既存モデルを仕様変更として再申請。またGLAMSTERを新規申請。中国市場での販売を開始。

BMX競技用ヘルメットの開発

X-GRID

BMX(バイスクルモトクロス)競技用として全て新設計として開発。モトクロス用(VFX-WR)の技術を活かし自転車用としての性能、軽さ、使い勝手を考慮。その他、視界、ベンチレーション、外音の取り込み等自転車用として求められる性能を追求。サイズは子供の使用も考えXXSサイズから展開。先ずは日本国内での販売からはじめ、69期以降欧州への展開に繋げる。

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