企業Lib Work東証グロース:1431】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社は、戸建住宅事業を生業としておりましたが、次世代の建設技術として注目されている「3Dプリンティング建設」を新規事業として推進することを決定いたしました。この技術は、3DCADなどによりデジタルデータで設計した建物を、建設用3Dプリンターを活用し、マテリアルを積層しながらダイナミックに立体造形するため、従来の建設手法に比べて大幅なコスト削減や工期短縮、そして環境負荷の軽減が可能であります。また日本をはじめ世界中で熟練工をはじめとした労働力不足が大きな社会的課題となっており、その解決策として世界中で注目を集めています。 

 世界の3Dプリンティング建設市場は、現在急速に拡大しており、2030年には100兆円以上の市場規模への成長が見込まれています。建築現場での立体造成が可能であることから「ゼロキロメートルハウス」とも呼ばれ、大幅な環境負荷の低減、省力化が可能であることに加え、意匠性や自由度の高いデザインが可能である点から、住宅をはじめ商業施設、さらには災害復興やインフラ整備など多岐にわたる分野での応用が期待されています。

 当社が目指すのは、3Dプリンティング建設技術を活用した今までにない革新的な住宅の提供です。まずは「土」を主原料とした国内初の3Dプリンターハウス「Lib Earth House“modelA”」を2024年1月に完成させました。土は世界中どこでも入手可能な自然素材であり、解体後は自然に還すことができるため、産業廃棄物を大幅に減らすことができ、持続可能な世の中の実現に貢献できるものと考えます。

 当連結会計年度の研究開発費は51,917千円となりました。今後も技術開発を積極的に進めることで、世界規模での建設業界全体が抱える社会的な課題解決に取り組み、顧客にとって今までにない価値ある製品を提供することを目指してまいります。

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