企業GSI札証:5579】「情報・通信業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当連結会計年度における研究開発活動の状況は次の通りであります。

(1)研究開発目的と体制

 当社の研究開発につきましては、情報管理事業部 研究開発チームにおいて開発を行っており(システム開発事業部より組織名称変更)、当連結会計年度末の研究開発に従事する人員は2名であります。

(2)研究開発の概要

 他にない独自のサービス・アプリケーションの提供に取り組むべく、社内企画開発の一環として類似性のない、又は独創性のある企画を提案することを目的として、会計パッケージソフトの開発を行っておりましたが、インボイス対応を前に他のサービスやソフト等でも更新や機能改善が予想されることから、費用対効果が見込めないと判断いたしました。

 このため、前事業年度までの成果であるシステム基盤を生かし、パッケージソフトの開発を検討し、企業間のファイル共有においてデータ共有時に暗号化したパスワード付き圧縮ファイルをメール添付し、パスワードを別メールで送信するセキュリティ対策が求められる状況で需要が見込まれる、中小企業を対象としたファイル共有パッケージソフトの開発を目標といたしました。

(3)研究開発の成果

 当連結会計年度にファイル共有パッケージソフト「SafeTransfer」をリリースし、当社内での試用及び検証作業を行っております。

(4)研究開発費に関する基本的な考え

 内製開発スキルを向上し、次期フェーズ・運用保守対応や顧客へのソリューション提案が本計画に関わった社員を

 中心に実現できるという人材育成の目的もあります。

 上記の考えに基づき、パッケージソフトの開発には、特定の人員の時間を割り当てておりますが、研究開発費

 を売上高研究開発費率といった指標に基づき拠出はしておりません。

(5)研究開発費

 当連結会計年度において支出した研究開発費の総額は、10,440千円であります。

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