CBグループマネジメント 【東証スタンダード:9852】「卸売業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループは、気候変動をリスクと位置づけ、気候関連リスク・機会については、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)のフレームワークに沿った分析・評価を行うべく、準備を計画しております。
今後、専門チームを立ち上げ、各部門と連携し、事業活動に影響を及ぼす気候変動に関するリスク・機会の特定、及び対応方針の立案を行い、取締役会に報告、取締役会において当該報告内容について管理・監督する体制づくりを行っていく予定です。
(2)戦略
当社グループは、気候変動をはじめ環境に関する社会課題を持続的成長に向けて解決すべき重要課題の一つとして捉え、企業戦略を踏まえた対応をしています。具体的には、配送業務の共配・物流回数の適正化・返品の削減による物流先減と廃棄商品の減少・物流センターの太陽光発電と庫内LED化・自社製造製品のパッケージを再生可能資材へ変更など、事業活動を通じて環境負荷の軽減に関する取り組みを推進しています。
また、当社グループにおいては、人材がもっとも重要な経営資源であるという基本的な考えにもとづき、人材の採用、リテンション、育成、配置、組織運営、心身の健康管理、企業風土のあり方等を含め、事業戦略と整合した戦略的な人材マネジメントを推進してまいります。特に、人材の採用に関しては、会社が進化し続けるために必要不可欠であると位置づけています。会社や仕事の理解度を深めるための機会や情報を開示し、公正な採用を行うことで、入社後のミスマッチを起こさない取り組みを進め、入社後は、育成やモチベーションマネジメントを強化し、早期離職を防止しております。
あわせて、こどもたちが健やかに成長し、幾多の困難を克服して未来を切り開いていくことが極めて重要であるとの考えのもとに掲げたパーパス「生活文化の洗練とこどもたちの健やかな未来の実現」をより浸透すべく、社員一人ひとりの意識と仕事に結びつけたマネジメントを継続的に展開することにあわせて、社会への貢献の気持ちを養う機会を社員に提供してまいります。パーパスの実現には、社員の高いエンゲージメントが欠かせません。社員一人ひとりの状況や気持ちに寄り添い、個人の人間性と多様性を尊重しながら、モチベーションを高めてワクワクとした気持ちで仕事に取り組んでいただけるよう努力しております。
(3)リスク管理
当社グループは、今後、専門チームを立ち上げ、各部門と連携し、事業活動に影響を及ぼす気候変動に関するリスク・機会の特定、及び対応方針の立案を行い、取締役会に報告、取締役会において当該報告内容について管理・監督する体制づくりを行う予定です。
取締役会への報告・提言を行い、企業戦略に影響する気候変動を含めた世の中の動向や法制度・規制変更等の外部要因の共有や、グループ各社の状況や今後のリスク・機会等の要因を踏まえて、戦略・施策の検討を行うことができるように検討中です。
(4)指標及び目標
今後、GHGガス(温室効果ガス)排出量については、Scope1・Scope2の区分にて計測を行っていくことを計画しています。
尚、当社グループのサプライチェーンのGHGガス(温室効果ガス)の殆どが物流センターの電力使用による排出であることから、排出量削減のための取組を随時推進しております。
また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。
指標 | 目標 | 実績(当連結会計年度) |
労働者の有休消化率 | 2025年3月末 85% | 72.3% |
健康診断2次検診受診率 | 2025年3月末 50% | 14.9% |
新卒新規学卒者の5年以内離職率 | 2025年3月末 5%以下 | 8.7% |
採用した正規労働者に占める女性労働者の割合 | 2025年3月末 60%以上 | 58.8% |
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