企業AREホールディングス東証プライム:5857】「非鉄金属 twitterでつぶやくへ投稿

  • 早わかり
  • 主な指標
  • 決算書
  • 株価
  • 企業概要
  • 企業配信情報
  • ニュース
  • ブログ
  • 大株主
  • 役員
  • EDINET
  • 順位
  • 就職・採用情報

企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループは、貴金属事業及び環境保全事業の拡大により発展を遂げ、環境と社会をつなぐ循環経済の担い手として、今後も社会貢献することで発展し続けていくことを目指しております。また、その過程においては、安定的な利益の確保と持続的な成長の維持との均衡を重視しており、これらを通して企業価値を高め、長期に亘って顧客、株主、従業員を含むすべてのステークホルダーの期待に応えることを基本方針としております。

(2)目標とする経営指標

 経営の基本方針に基づき、連結売上収益と連結営業利益、また株主重視の観点から、株主資本当期利益率(ROE)をそれぞれ重要な指標と考えております。

(3)経営戦略等

 当社グループは、2030年に向けた中長期ビジョンにおいて、ありたい姿を「環境と社会をつなぐ循環経済の担い手となる」とし、「地球環境に配慮した資源循環の推進」「脱炭素思考のウェイストマネジメント」をミッションに掲げています。社会の課題を解決する事が当社グループの価値を高めると考え、「既存事業を強固な収益の土台に」「新分野・新領域での収益拡大」「海外事業の拡大」「バランスシートの改善」「事業発展に沿った人材形成」の5つの戦略主題を定め、取り組みを推進しています。

(4)経営環境

 当連結会計年度におけるわが国経済はゆるやかに拡大を続けたものの、急激な物価上昇や深刻な自然災害の影響により、その後半において景気回復が足踏みの状態にあり、世界的な金融引き締めや中国経済の先行き懸念により、さらに国内外の景気を下押しする懸念が生じています。このような経営環境を踏まえて、当社グループは持続的な利益成長に向けた取り組みを一層強化してまいります。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

① 貴金属事業セグメント

 当社グループの中核的事業であり、以下の施策をもって収益の拡大を図ります。

○貴金属リサイクルの拡大やリサイクル工程の改善などにより、カーボンニュートラル戦略を推進する。

○製薬領域や水素製造などの工業分野における貴金属需要を開拓し、新分野への事業拡大を推進する。

○人権・環境に配慮した貴金属製品の製造・販売事業を通して、付加価値の高い製品などを国内外のお客様に提供し、グローバルレベルのブランディングの確立を目指す。

○「責任ある貴金属管理」を徹底し、リスク管理を強化する。

○ITを活用して効率的な営業活動体制や技術プロセスを確立し、競争力を高める。

② 環境保全事業セグメント

 当社グループの安定成長事業として、成長とともに収益性を重視した経営を行います。

 また、以下の施策をもって収益の拡大を図ります。

○ジャパンウェイストとレナタスとの株式交換を、日本における静脈産業のメジャー形成の足掛かりとし、動静脈連携による循環型社会を推進する。

○DX事業を拡大し、デジタルプラットフォームの構築により効率的・効果的な事業体制を確立する。

○水素事業など新規事業を創出し、カーボンニュートラル戦略を推進する。

(6)内部管理体制の整備・運用状況

① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況

 当該事項につきましては、コーポレート・ガバナンスに関する報告書に記載しております。

② 内部管理体制の充実に向けた取り組みの最近1年間における実施状況

 当社グループ内で「内部統制推進会議」を組織し、内部統制のためのルールについて運用状況を確認・評価するなど、内部統制強化のための継続的な活動を行っております。

PR
検索