麻生フオームクリート 【東証スタンダード:1730】「建設業」 へ投稿
企業概要
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
当社は、「安心をカタチに・生きがいをデザインする。」をビジョンに、地域の皆さまが安心して生活できるインフラを創造し、地域社会の持続的発展を支えていくことが当社の持続的成長につながると考えております。独自の建設施工技術を通じて社会のニーズを満たし、環境に調和する社会資本整備の充実と安全を担保する土木構造物の補修・補強や長寿命化、環境に配慮した新製品や新工法の開発に取り組むことでステークホルダーの満足度をいっそう高めていきたいと考えております。
ガバナンス
サステナビリティに関する事項を含む経営上の課題について、経営会議において検討しております。重要な事項は適宜取締役会に報告され、十分な討議の上意思決定を行っております。
戦略
当社の「独自の建設施工技術を通じて社会のニーズを満たす」「企業価値の向上に邁進する」という企業理念・使命、そして「We deliver the Best」の経営姿勢のもと成長の原動力として従業員の“個”の最大化をはかり企業価値の更なる向上を目指すため、人的資本に関して以下の戦略を設定しております。
1.人材の確保
建設業界における慢性的な人材不足に対しては、新規卒業者採用はもとより即戦力となる中途採用の強化をはかり確実な人員の確保を行うことに取組んでいます。
2.多能工化および国家資格取得の推進
当社は気泡コンクリート事業と地盤改良事業の一体化に取組んでおり、社員の多能工化を進めております。また、能力向上に関しては支援制度をスタートさせ、国家資格の取得推進に取組んでいます。
昨今の気候関連の様々な問題については、当社も重要な課題と認識しており、環境に配慮したインフラを創造するためにCO2の削減など環境負荷低減に向けた製品の研究開発に取り組んでおります。なお、研究開発の詳細につきましては「6 研究開発活動 」に記載しております。また、人的資本や知的財産への投資等の開示についても検討してまいります。
リスク管理
社内諸規程に基づき、常時それぞれの部門においてリスク管理を行い、統制すべきリスクごとに責任部署を明確にして効率的な統制活動を行っております。重大な災害等が発生した場合には、社長を本部長とする危機管理本部を速やかに組織し、危機への対応や収拾に向けた活動を実施いたします。
指標及び目標
人材資本に関して以下の指標及び目標を設定しております。
1.人材の確保
2022年度では中途採用5名、新卒採用で2~3名計画しておりましたが、結果は中途採用3名、新卒3名の採用となっています。今後も引続き採用活動は継続してまいります。
今後の目標としましては、2023年度では新卒・中途併せて12名の採用を計画しております。
2.多能工化および国家資格取得の推進
多能工化に関しては現在トレーニング中の社員もいますが、1名が気泡コンクリート工事および地盤改良工事ともに対応可能となっています。
国家資格取得は、土木施工管理技士・建設機械施工管理技士の資格取得推進を行っており、現在全社ベースで47名の社員がこれらの資格を保有しております。
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