関門海
【東証スタンダード:3372】「小売業」
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企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループでは、現在のところサステナビリティ委員会などの諮問機関は設置しておりませんが、取締役会及び適宜必要な場合は部門長等も含めた経営会議にてサステナビリティ関連のリスク及び機会の特定を審議し、モニタリングを行っております。
(2)戦略
当社グループの主な主力事業である玄品では、養殖、天然を問わず「とらふぐ」を食材として使用しており、地球温暖化等気候変動による環境変化が影響を及ぼすと考えられます。また、商材の提供時や工場での加工時に排出されるロス食材による廃棄物の問題、商品の物流、エネルギー消費等があります。
当社グループでは、規格外品を「MOTTAINAIプロジェクト」として通販を行っているほか、余剰食材などの賄利用、輸送手段の効率化、節電節水等の取組みを推進しております。
また、当社グループにおける人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりです。人財育成については、新入社員研修や料理研修等のほか、外部講師を招いての衛生管理講習などきめ細かな研修制度を実施し、また、育児や介護と仕事の両立のため、増加しがちな管理職の残業の軽減を図るほか、育児休暇や育児期間中の時短勤務などを導入し働きやすい社内環境整備を進めております。
加えて、性別、外国籍や新卒、中途を問わず中核となる人財に育ち能力が発揮できるよう積極的に採用を行い多様性の確保にも努めております。
(3)リスク管理
当社グループでは、現在のところ諮問機関を設置していないため、将来的な影響が危惧される気候関連リスク・機会について、取締役会や経営会議において識別及び評価をすることとしており年に1回以上検討・対応することとしております。
(4)指標及び目標
当社グループでは、現時点においてサステナビリティ関連のリスク及び機会に関する測定可能な目標を定めておりません。今後の課題として目標設定を検討してまいります。
また、当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人財の多様性の確保を含む人財の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。なお、本報告書提出日現在において、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異についての目標は設定しておりません。
指標 | 目標 | 実績(当連結会計年度) |
管理職に占める女性労働者の割合 | 2025年3月までに20%以上 | 18.2% |
管理職一人当たりの残業時間 | 2025年3月までに月40時間以下 | 45.2時間 |
男性労働者の育児休業取得率 | - | 0.0% |
労働者の男女の賃金の差異 | - | 89.8% |
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