錢高組 【東証スタンダード:1811】「建設業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
1.サステナビリティに関する考え方
当社は、1705年に創業し「社会から認められ社会から求められる企業として永遠に発展する」を経営理念に掲げ、当社の重要課題に対して企業の社会的責任を果たし、社会の発展に貢献することを目指しております。
また、持続可能な開発目標として、「持続可能な社会基盤の構築」「優秀な人材の育成・確保」、「強固で柔軟な組織の形成」、「生産性向上の進化・深化」、「安全で働きやすい職場づくり」、「お客様の期待に応える品質管理」、「環境保全への貢献」を取り組むべき課題としています。その課題解決の進捗は、経営会議等の機会を通じて検証しております。
(1) 環境保全への貢献
2030年度にCO2排出量原単位を基準値の40%削減の目標達成に向け、代表取締役社長銭高久善を委員長とした環境経営委員会を中心に、当社事業活動におけるCO2排出量削減(電気)及びお客様の事業活動におけるCO2排出量削減(ZEBや木造技術の推進)の二本柱で環境負荷低減に取り組んでおります。
また、同業・異業種との協業による脱炭素、生物多様性に関する技術や製品、ツールの開発等の環境関連技術の開発と実用化に向けて現場適用を推進すると共に、お客様ニーズを着実に把握し、環境負荷への取り組みを加速させカーボンニュートラルの実現に貢献いたします。
(2) 女性活躍推進法に関する取り組み
当社は「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 (女性活躍推進法)」の主旨に則り、女性活躍推進に向けた行動計画を策定し、「女性技術者採用の積極的展開」、「育児休業取得促進」等を推し進めていくため会社全体の職場風土に関する意識改革や制度改革に取り組んでおります。
また、女性活躍推進法に基づく優良企業「えるぼし」を取得しております。
(3) コンプライアンス体制の構築
各支社店のコンプライアンスの実施体制に加えてコンプライアンスの強化を目的として設置した「業務監察部コンプライアンス推進課」が、コンプライアンスの教育計画を取り纏め、実施状況の管理と効果の確認を行っております。
2.人的資本に関する取組
(1) 人材育成の方針
人材育成の方針については、「企業は人であり、構成する一人ひとりの人物こそが企業存続発展の原動力である」ことを認識し、中長期的な企業価値の向上に向けた人材育成として、次代の主力である中堅・若年層を対象とした教育や組織運営におけるマネジメント力の強化に注力し、取り組んでおります。
(2) 社内環境整備の方針
社員が日々安心して働けるよう、福利厚生のさらなる充実や子育て支援、ワークライフバランス等の取り組みに注力しております。
建設業における2024年から対応が求められている時間外労働上限規制への対応とともに、ハラスメントの防止策として、問題発生時に迅速な対応ができるよう、全支社店に相談・苦情窓口を設置しております。また、メンタルヘルスケアの教育を実施する等、労働環境の整備を行っております。
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