笹徳印刷 【東証スタンダード:3958】「パルプ・紙」 へ投稿
企業概要
(1) サステナビリティ全般に関する考え方及び取り組み
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
① ガバナンス
当社グループは、将来のあるべき姿として、2024年6月期から『2026中期ビジョン 「コミュニケーション」と「包む」技術で、お客様と新しい感動を創り、未来へつなげる。』を掲げ、お客様に寄り添って「新しい感動」を創ることで、お客様の利益や幸せ、豊かさにつなげ、そして、私たちの未来にもつなげる事業を目指しております。
当社グループは、未来につなげるための重要な施策として『環境配慮型経営の推進』を掲げ、環境への負荷を継続的に改善する環境保全活動を推進し、環境との調和を図る取組をしております。
当社グループの中心である笹徳印刷株式会社では、ISO14001の要求事項に適合した『環境マネジメントシステム』により、毎期掲げております「環境方針」の実現とステークホルダーの信頼を向上させるために、当社を取り巻く環境に関するリスクおよび機会を『環境管理委員会』が監視し協議しております。
また、法務・労務・倫理・人事などのリスクおよび機会については、『リスク・コンプライアンス委員会』が監視し協議しております。
『環境管理委員会』および『リスク・コンプライアンス委員会』には代表取締役社長が出席しており、常勤役員会または取締役会にてサステナビリティに関連する事項の報告を適宜行うことで、当社グループのサステナビリティ関連のリスクを監視する体制を構築しております。近年、サステナビリティへの取組は、顧客が当社グループを評価する指標の一つとして重要度を増しており、当社グループでは引き続き、事業活動を通じて、顧客を含めた様々なステークホルダーからの信頼を第一に、社会からいつまでも必要とされる企業となる取組を推進してまいります。
② リスク管理
『環境管理委員会』が中心となり、環境に関するサステナビリティ関連のリスクおよび機会を抽出、評価を行い、重要なリスクを検討しております。
また、法務・労務・倫理・人事などのリスクを監視、協議を行うために『リスク・コンプライアンス委員会』を設置しており、環境以外に関するサステナビリティ関連リスクについても検討を行っております。
③ 戦略
当社グループは、環境配慮型経営の推進のため、1)環境コスト削減で経営に貢献する、2)分かりやすい環境情報の発信に努める、3)環境貢献(グリーン化)の推進、4)低炭素への取組を強化することを主軸にSDGsの達成に積極的に取組んでおります。
お客様からの課題やニーズを把握し、サステナビリティに適合した環境配慮型製品の開発および『発想から発送までのワンストップソリューション』を推進し、お客様の事業を含めたサステナビリティに関連するリスク改善に取組んでおります。
④ 指標及び目標
当社グループのうち、当社各部門における労働生産性を向上させ、時間当たり生産性を高めることで省エネルギーの実現、各製造工程で無駄を省き歩留まりを向上させ、省資源の実現を目指してまいります。製造部門においては、環境エネルギーコストを前期(2023年6月期)比1%削減することを目標値としております。
(2) 人的資本
当社グループは、2024年度から2026年度までの目指すべき姿を示す中期経営計画の策定し、そのビジョンとして『「コミュニケーション」と「包む」技術で、お客様と新しい感動を創り、未来へつなげる。』を掲げております。戦略の一つとして人的資本経営の推進し、全従業員が最高のパフォーマンスを発揮できる体制の構築を目指しております。このため、2022年7月に総務グループ人事セクションを人財開発本部に格上げし、採用活動および人財育成を体系的に強化しております。
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