企業田辺工業東証スタンダード:1828】「建設業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)サステナビリティ全般に対する項目

①ガバナンス

 当社の事業活動において、サステナビリティは重要な位置づけであることから、当社のサステナビリティの取り組みを主導する組織である「サステナビリティ委員会」を設置し、代表取締役社長執行役員を任命しました。サステナビリティ委員会は原則として年に2回取締役会に対して報告を行います。今後は、当社にとって重要な課題への取り組みや、GHG排出量の算定へ向けた検討をすすめてまいります。

 取締役会は、サステナビリティ委員会からの報告に対して、重要な経営戦略として議論、方針決定することに加え、サステナビリティに対する取り組みのモニタリングを行います。また、サステナビリティ委員会の下にサステナビリティの取り組みを推進する「サステナビリティ協議会」を設置し、各現場から情報を収集してサステナビリティ委員会に報告するほか、サステナビリティ委員会で決定された取組の実行を行います。

②リスク管理

 当社のサステナビリティ委員会は、サステナビリティに関する審議過程において、個別事業のリスクの確認を行うことで、サステナビリティ関連のリスク管理の統括機関の役割も担います。リスクの対応方針や課題について優先度を評価・選別し、重要なリスク要因については継続的にモニタリング・対応します。個別の事業に対応を求める事項に関しては、当委員会から展開し対応を監督します。また、リスクに関する重要事項については、当委員会での審議を経て、取締役会に付議・報告します(年1回以上)。取締役会は、報告されたリスクが当社事業に与える影響を踏まえて経営判断を行います。

(2)人的資本に関する項目

 当社は優秀な人材確保のため、リファラル採用等の様々な施策を通じて人材採用を積極的に取り組んでおります。また、人材育成と専門技術の伝承を目的とした教育訓練センター(2016年に青海支店内に設置)を活用した教育・実務訓練に取り組み、中途や専門外から入社する人材であってもスキルを身に着け、活躍出来る仕組み・環境を整えております。今後も、主要な拠点に同センターを設置するなどし、少子高齢化により若手層の就業者の確保が困難になりつつある状況下、当社は自社の人的資源を充実しつつ、更に人材の確保・早期育成、戦力化に取り組んでまいります。

 加えて、従業員がさらに高いパフォーマンスを発揮できるよう、「働き方改革」に向けた諸施策の実施による効率的・効果的な働き方を追求するため、改善提案活動や社内のDX化に取り組んでおります。今後も従業員が働きやすい環境の整備に努めてまいります。

 また、人材育成・採用の促進に関する方針及び社内環境整備に関する目標値と、今年度の実績は下記の通りです。

 

2023年3月末実績

目標(2026年3月末)

管理職における中途社員比率

36%

35%以上

1級施工管理技士資格保有者数

164名

175名

平均残業時間

22.5時間

20時間以内

平均年休取得日数

13日

15日以上

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