企業栄電子東証スタンダード:7567】「卸売業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

(経営方針・経営戦略)

 当社グループは、「お客の役に立て」を経営の基本理念として、株主の皆様、得意先や仕入先、社員とその家族、地域社会等全ての皆様が当社グループを支えて下さる「お客」であることを認識し、時代の変化に対応しながら常にお客様に信頼され、支持されるために努力を惜しまず行動する会社を目指しております。

 また、エレクトロニクス専門商社として「誠実・真摯・高潔な姿勢で人と人をつなぎ、新しい部品・機器の発掘、商流・顧客の開拓・安定供給で、世界の産業発展に貢献する」ことを経営目的としております。

 さらに、資本コストや株価を意識した経営が問われる中、当社グループは、資本効率・資本収益性を十分に認識し、持続的な企業価値向上の実現を目指して参ります。

(目標とする経営指標)

 当社グループは、資本効率の視点を重視し、目標とする経営指標として営業利益率、ROIC(投下資本利益率)及びROE(自己資本利益率)の向上に取り組み、その結果としてのPBR(株価純資産倍率)1倍以上の達成を目指します。具体的には、2027年3月期までにROIC及びROE8%以上、営業利益率5%以上の達成を目標としております。
 (経営環境)

 当社グループを取り巻く経営環境につきましては、米国の対中輸出規制の強化、スマートフォンやパソコンの需要低下を背景としたメモリ市況の悪化等が、半導体メーカーの設備投資に一時的な調整局面をもたらしました。しかし、当社主力市場である半導体製造装置関連業界では、AIの発展、自動車のEV化、自動運転技術の進展による半導体利用の拡大、IOT利用の進展に伴うデータセンター需要の増加などにより、中長期的に市場環境は一段と拡大していくものと予想されます。

(優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題等)

 このような環境の下、当社グループの継続的な発展及び企業価値向上を図っていくため、以下のことを課題として捉え対応して参ります。

1)収益力の向上

 ・収益源の多様化(既存事業の深耕と事業領域の拡大)

 ・コスト削減(調達コストの削減、業務プロセスの見直し・効率化等)

 ・高付加価値商品及びサービスの提供(人的資本投資による価値創造力の向上)

2)資本効率の改善

 ・棚卸資産の適正化

 ・遊休資産の適正化

 ・資本効率を意識した利益還元

3)IR活動の充実

 ・WEBサイトを活用した情報発信の充実化

 また、具体的には、特に以下のことについて優先的に取り組んで参ります。

①次世代の人材育成

「栄電子基本の心」の精神に基づいた風土づくり、人づくり、組織づくりに注力します。新卒を軸とした採用の強化、チャレンジ精神や使命感を持った意欲ある人材を確保・育成するため、人事評価制度と教育研修制度を連携させ、人材育成・組織開発に取り組んで参ります。

②次代を担う新商材の開拓

 当社グループの今後の業績拡大には、新たに核となる商材や市場の開拓が不可欠であると認識しております。このため海外メーカー商材の発掘と国内市場への展開、半導体商社との協力関係強化をはじめとした取扱い商材の拡充のほか、各営業拠点では、これら新商材のPRとあわせ既存の主要取扱商品についても更なる受注拡大につなげる活動に取り組んで参ります。

③業務効率化の推進

 新型コロナ禍においてデジタル化や働き方改革が活発化する中、当社グループにおきましても、あらゆる部門の業務を見直し、業務効率化の推進、競争力強化を目的とした基幹システム構築に取り組んで参ります。

④資本効率を意識した株主還元

 財務の健全性や成長投資とのバランスを前提とする中で、資本効率を意識した配当を実施するため、連結配当性向は20~30%、連結株主資本配当率は1.0%を下限値の目途として、中長期的には2.0%以上を目標として参ります。

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