東海理化電機製作所 【東証プライム:6995】「輸送用機器」 へ投稿
企業概要
当社グループは「人が手掛けないことこそやる」の創業者精神のもと、お客さまのニーズに応える商品づくりに取り組んでまいりました。そのような中、2020年12月に取締役会で5つの重要テーマと15項目の重要課題(マテリアリティ)を決定し、「東海理化グループは、経営理念にある法と倫理を遵守し、自然・地域と共生する健全な事業活動を通じて、全てのステークホルダーと共に、持続可能な社会の実現に貢献します。」とするCSRポリシーを制定しました。
マテリアリティを基に、2021年5月には将来の成長に向けて取り組む活動を「SDGs経営」として発表しました。
(1)ガバナンス
取締役会がサステナビリティに関する監督の責任を持ち、業務執行については、経営会議が配下の関係各部とともに担っています。総務部が事務局を担当し、方針管理と経営会議への報告を執り行います。
詳細はhttps://www.tokai-rika.co.jp/society/think/promotion/を参照ください。
(2)戦略
当社グループは、2022年5月に「SDGs経営」に基づく中期経営計画を発表しました。2025年までに領域別戦略と地域戦略による事業戦略の推進と、DX推進、カーボンニュートラル、人財、生産体制、生産技術、固定費コントロールによる経営基盤の強化により2030年飛躍の土台作りをします。
詳細はhttps://www.tokai-rika.co.jp/investors/pdf/tyuukei_2022.pdfを参照ください。
(3)リスク管理および指標と目標
当社グループは、15項目のマテリアリティに対するリスクと機会を見極めたうえで、目標(KPI)を設定し、方針管理を行っています。詳細は当社ホームページhttps://www.tokai-rika.co.jp/society/materiality/risk/を参照ください。
(4)人的資本
①人財育成方針
当社グループは、「人事機能方針」として「心身ともに健康で安全に働き続けることのできる職場づくり」、「互いに認め合い、高め合い、本音で話し合える職場風土の醸成」、「事業戦略を支える人財の育成」の3項目に取組んでいます。労働災害ゼロに拘った活動を推進し、職場の活性化と組織力のレベルアップにより、組織として高い成果を生み出せる職場づくりを目指しています。
②社内環境整備方針
当社グループは、社員の安全と健康を保持し、快適な職場環境を目指していくことを基本に、安全衛生活動を推進し、安全で安心な職場づくりに取組んでいます。これらの取組みが評価され、2020年から4年連続で「健康経営優良法人」に選定されています。
詳細は当社ホームページhttps://www.tokai-rika.co.jp/society/social/helth/を参照ください。
(5)多様性
当社グループは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)をビジネス戦略実現の礎と捉え、多様な人財が活躍できる制度と意識風土の醸成に取り組んでいます。
当社グループの取り組みは高く評価され、2022年には厚生労働省より女性活躍推進に関する取り組みの認定「えるぼし」の最高位(3段階目)、子育てサポート企業として最高位の「プラチナくるみん」の認定を相次いで受けました。
①ダイバーシティ方針
2021年10月に社長名で、「東海理化で働く様々な個性を持つすべての人財が、互いに認め合う風土の中で、意欲高く、切磋琢磨しながら成長し活躍できる企業風土と働く環境の確立を目指します。」とした「ダイバーシティ宣言」を実施しました。
②男女間賃金格差
当社及び国内連結子会社では、男女間の賃金格差は60.7%となっています。
同じ役割であれば男女で賃金の差を設けていないため、給与の高い管理職が男性に多いことが格差の要因になっています。
③女性管理職比率
当社及び国内連結子会社では、女性管理職比率は1.6%となっています。
対策としては、2020年に11人だった女性管理職を2026年までに22人と倍増する目標を立てています。
④男性育児休業取得率
当社及び国内連結子会社では、男性育児休業取得率は74.1%となっています。
実際に育児休職を取得した先輩従業員の経験や工夫を座談会や、イントラネットで紹介し、仕事も家庭も充実させたいという想いの実現と従業員の働きやすい職場環境づくりを推進した結果、男性育児休暇の取得率は着実に上がっています。
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