昭和パックス 【東証スタンダード:3954】「パルプ・紙」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社はサステナビリティの実現を目指し、気候変動に係る取り組みを重要課題と位置づけています。リスク管理規程に基づきリスク評価を実施し、その内容を中期経営計画「PAXXS Vision-2030」の各分科会の活動に落とし込み、対応を検討しています。取締役会は年4回中期経営計画の活動内容、進捗状況の報告を受け、議論を行い、必要に応じて指示を行います。(第4提出会社の状況4コーポレート・ガバナンスの状況等)
(2)リスク管理
気候変動に係るリスクの評価は、リスク管理規程に基づき生産・営業・管理の各本部長が責任者となり行っております。具体的なリスクとしては、炭素税の導入や再生可能エネルギーへの移行に伴うエネルギーコストの上昇(影響度中)、対応の遅れによる取引の減少(影響度大)、自然災害の激甚化によるサプライチェーンの混乱・事業活動の停滞(影響度大)、平均気温上昇による労働環境の悪化(影響度中)等が挙げられます。 当社はこれらリスクへの対応のための施策や投資を当社の企業価値を高める機会と捉え、中期経営計画の活動において、具体的な目標と戦略を定め、課題解決と利益創出の両立を目指してまいります。(第2事業の状況1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等)
(3)人的資本についての取り組み
①戦略
中期経営計画の主要テーマの一つである「仕事に自信を:“働くことの満足感”を得られる職場環境づくり」にて人材育成方針を決定し、持続的な成長に向けた人材への投資の3つの柱として「ワーク・ライフ・バランスをかなえる雇用環境と働きやすい職場づくり」「プロフェッショナル職業人の育成」「ジェンダー平等の推進」を据えています。人事制度の見直し、多様な人材の育成に努め、従業員が働きがいを感じながら、会社とともに成長していける組織を目指します。
②指標及び目標
男性育児休業取得率については、今期実績値22.2%に対し2030年までに目標値100%としています。また、その他実績値は、管理職に占める女性労働者の割合が0%、全労働者の男女賃金の差異が54.6%、平均有給取得日数が11.3日、障害者雇用率が2.81%となっております。今後、中期経営計画の活動の中で、持続的な成長に向けた人材への投資の指標と目標を設定することで、プロジェクトの方向性を明確にし、的確な進捗管理を実施してまいります。
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