企業明和地所東証スタンダード:8869】「不動産業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)企業理念

 当社グループは、「想いをかなえ、時をかなでる。」の企業理念のもと、クリオブランドの新築分譲マンションを中心に、生活の基盤となる住まいのあらゆるシーンに対応した事業を多角的に展開しております。

2021年4月24日に創業35周年を迎えるにあたり策定したアクションポリシー「40 years NEW!」は、企業理念のベースとなるもので、次なる節目である40周年を見据えた行動指針です。

 創業以来変わることのないお客様視点に立った住まいづくりの姿勢を貫きつつ、社会の変化に対応しながら、住まいを通じた新しい価値を創造していくことで、グループ全体としての持続的な成長と企業価値の一層の向上を目指します。

  (2)対処すべき課題

 当社グループとして、当面優先的に対処すべき課題は次のとおりであります。

 当社グループの主力市場である首都圏マンション市場におきましては、マイナス金利政策解除、円安の影響を受けた実質賃金の低下による個人消費の伸び悩み等の影響が懸念されます。しかしながら、国内における金利の上昇幅は限定的とみられ、住宅ローンの金利は低い水準が続くと考えられることや、世帯年収の高い潜在購買層は増加傾向にあるため、当社が提供する資産価値の高い住宅に対する需要は、底堅く推移することが期待されます。

 当社は2022年2月に公表した「新中期経営計画」について見直しを行い、新たに2025年3月期から2027年3月期 までを計画期間とした「中期経営計画2027」を策定いたしました。当社の事業環境については、建築費高騰や用地仕入の競争激化が続くなかで、コア事業である分譲事業のボリューム拡大が想定しづらい状況となっております。そのため、第2の柱である流通事業のさらなる収益拡大を軸として、下記の5つの基本方針をもとに、企業としての成長を目指してまいります。

①パワーファミリー・富裕層をターゲットとする商品・サービスを販売

②好立地・住まいここちの良い上質な商品を提供

③成長が続く中古市場への取り組みを強化

④富裕層に好立地・高品質な賃貸マンションを販売

⑤利益の安定したマンション管理、賃貸事業を拡大

 分譲事業においては、用地仕入の厳しい環境が続くなかで、多様な仕入手法を駆使し、厳選した好立地の仕入れに努めます。当社は「2024年オリコン顧客満足度ランキング 新築分譲マンション 首都圏」において、デザインの項目で4位と高評価をいただいております。従来より取り組んでいる環境共生住宅に高いデザイン性を含めた高付加価値の商品開発に注力し、当社がターゲットとするパワーファミリーや富裕層に選ばれる商品を供給してまいります。

 流通事業においては、拡大する中古マンション市場を取り込み、さらなる収益拡大を図ります。分譲事業で培ったものづくりのノウハウを活かし、買取再販物件においても上質な商品を提供してまいります。売買仲介については、1店舗あたりの人員数を増強し、店舗ごとの収益力の向上を図ってまいります。また、ウェルスソリューション事業については、当社が主に手がけるファミリー・コンパクトマンションの賃貸需要が拡大を続けているなかで、引き続き上質な賃貸マンションを開発し、富裕層への1棟販売を行ってまいります。

 管理事業においては、安定した拡大を続けるマンション管理市場において、オリコンランキングやSUUMO AWARDにおける高い顧客満足度を背景に、引き続き他社管理物件の受託営業(リプレイス)を強化してまいります。

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