日東製網 【東証スタンダード:3524】「繊維製品」 へ投稿
企業概要
当社は、企業活動の基本理念として「創意」「誠実」「努力」を掲げております。ステークホルダーの皆様から期待と信頼を得られるように、サステナビリティに関する諸問題に対し、その基本理念に沿って取り組みを進めてまいります。当社事業は、環境・社会・ガバナンスの実践を通じて、持続可能な社会実現に貢献していきます。
(1)ガバナンス
当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、取締役会を中心として、営業・製造・経営管理の各本部の連携により、組織横断的にサステナビリティに関する経営課題に取り組んでおります。重要な事項については、取締役会、監査役会、ガバナンス委員会等へ適宜報告・協議する体制を整備しております。
(2)戦略
当社グループは、漁網・漁業資材に係る地球環境への負荷を軽減する取り組みを原料メーカー、ユーザー及びリサイクル業者等と連携して、実施しております。従来、漁網製造時の工程端材は、産業廃棄物として処理されていましたが、材質・色ごとに分別の上、再資源化に取り組んでおります。また、漁網から漁網へのリサイクルの研究開発にも取り組んでおります。この取り組みを通して、持続可能な社会への貢献とともに、CO2排出削減効果でも貢献するものと考えており、漁網製造時の工程端材を循環資源として有効活用する資源循環型社会の実現に繋げてまいります。
(人的資本について)
当社グループは、持続可能な企業の成長のために多様な人材の採用・登用及び人材育成が必要と考えております。多様な人材採用・登用として性別等に関係なく能力・適性に基づいた採用を行い、障害者雇用や女性活躍の推進を確保すべく、組織運営の構築に努めてまいります。また、人材育成として、職場では若手社員向けのOJTを通じた教育に加え、階層別研修の拡充や専門知識の習得のための勉強会を行っております。さらにコンプライアンス・ハラスメント研修会等により法令等の遵守や人権尊重に対する意識向上に努めております。
社員の年齢や性別等に関係なく活躍できる社内環境整備として、下記の取り組みを行いました。
・厚生労働省が2015年から開始した「くるみんマーク」を2020年に取得。
・従来よりパート社員の正社員登用を行っておりましたが、更に積極的に推進。
・外国人労働者の採用も継続して推進。
・2022年度より年間休日数を120日へ拡充。
(3)リスク管理
当社グループのリスク管理は、製造、営業、経営管理の各本部会議において、サステナビリティに関するリスクを識別・評価を実施しております。また、担当役員より対応策の進捗状況やリスクの見直し等は、三本部会議等において審議され、重要な事項については取締役会に報告されます。
(4)指標及び目標
地球環境への負荷を軽減する取り組みは、企業活動に必須の条件であることを認識し、漁網製造時の工程端材だけでなく、漁業で使用された後の製品まで回収材料の適用範囲を広げ、資源循環型社会の構築を目指して取り組んでまいります。
また、パート社員の正社員登用、外国人労働者の採用、年間休日数の拡充や男性の育児休暇取得の推進等、多様な人材が能力を発揮し、安心して働ける環境整備を継続してまいります。
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