日本山村硝子 【東証スタンダード:5210】「ガラス・土石製品」 へ投稿
企業概要
当社は、2023年11月24日の取締役会において、当社の持分法適用関連会社であるアルガラス山村(Arglass Yamamura, LLC 以下「AY」という。)の全持分を、同社に譲渡すること(以下「本持分譲渡」という。)を決議し、譲渡契約を締結いたしました。
(1)譲渡の理由
当社は、2019年にAYへの出資を決定し、米国内のガラスびん市場の需要に応えるべく運営を行ってまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により生産立ち上げが遅れたこと等により同社の業績は低迷し、生産立ち上げ後も当初の事業計画の達成が困難な状態が続いております。
このような状況の中、当初の事業計画を達成するためには、相応の期間と資金負担を要すると見込まれるため、今般AYの持分を譲渡いたしました。
(2)異動する関連会社の概要
①名称 Arglass Yamamura, LLC
②所在地 アメリカ合衆国デラウェア州
③代表者の役職・氏名 Jose de Diego Arozamena (Founder & CEO)
④事業内容 ガラスびん関連事業
⑤資本金 65百万USD(7,240百万円)
⑥設立年月日 2019年8月
(3)譲渡持分、譲渡価額及び譲渡後の所有持分の状況
①異動前の持分 69%(議決権所有割合50%)
②譲渡持分 69%(議決権所有割合50%)
③譲渡価額 15百万USD(21億円※)
※譲渡価額は持分譲渡時に支払われる現金に加え、将来のAYの特定の業績指標達成水準に応じて支払われる対価(アーンアウト条項)がありますが、アーンアウト条項に基づく対価は、譲渡時点ではその権利行使が確実とは認められないため、譲渡時に支払われる現金のみを対価として認識し、会計処理を行っております。
④譲渡後の所有持分 0%(議決権所有割合0%)
本持分譲渡に伴い、当連結会計年度において、関係会社出資金売却益21億円とともに、米国で見込まれる課税額を計上しております。なお、アーンアウト条項に基づく対価は、譲渡時点ではその権利行使が確実とは認められないため、反映しておりません。
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