平山ホールディングス 【東証スタンダード:7781】「精密機器」 へ投稿
企業概要
平山グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において平山グループが判断したものです。
(1)ガバナンス
平山グループのコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、「経営理念」である「全社員の一心同体経営」及び「仕事から得られる心の利益を大切にする」を追求し、継続的な企業価値の向上を達成するために、意思決定の迅速化、経営責任の明確化、コンプライアンス体制の充実・強化及び適時・適切な情報開示等を通じて、株主をはじめとするすべてのステークホルダーからの信頼を得ることであります。平山グループでは取締役及び執行役員によりサステナビリティ関連のリスク及び機会が識別され、取締役会において報告・議論されるとともに、取締役会がサステナビリティに関する課題の監督を行う責任を持ちます。
(2)戦略
平山グループは経営方針にもあるように、人が最も重要な資産であり、その価値を高める人材育成が平山グループの企業価値を高める非常に重要な戦略であると位置づけております。「設備と敷地を持たない製造業」及び「人に付いた技術で日本のものづくりを支援する」をコンセプトに人材育成に邁進してまいりました。平山グループは製造業への派遣・請負にとどまらず、今後はサービス業への派遣・請負をさらに拡大し、外国人の活躍が期待される新たな分野に進出することで、あらゆる企業の人材需要に応えてまいります。
さらに、株式会社平山LACCでは、障がいのある方の雇用の促進と安定に取り組んでおり、企業の社会的責任の一環として、障がいをお持ちの方々に雇用機会の場所を提供するとともに、その能力を十分に発揮していただきながら安心して就労できる環境を提供しています。さらに、この事業を事業として成立させることが、持続可能な社会に大きく貢献できるものと確信しております。
(3)リスク管理
平山グループは、多くのお客様に従業員を派遣していることから、現場におけるトラブル対応を重視しており、「労務災害報告」の運用を徹底しております。これはリスクが顕在化した際に、経営者及び管理職クラスに速報として周知し、その後、リスクが顕在化した要因の分析、類似のリスクに対する注意喚起等を含めた報告書を作成いたします。さらに、拠点毎に設置されている安全衛生委員会における共有を通じて横展開し、全従業員との共有を図っております。また、重要性が高い案件は取締役会へ報告し、サステナビリティに関するリスクを含むより重要なリスクについては、取締役会において監督されることとなります。
また、働くことにより「ウェル・ビーイング」(幸福・健康)になる「健やかさのキャリア」を構築できることが重要であり、従業員の健康、特に心の健康を守るため、以下の施策を実施しリスクヘッジに努めています。
・ HAio(労働災害防止のためのAI安全支援ツール)の利用強化(「労働災害を防止するAI安全支援ツールHAio(ハイオ)特許取得」によるサービスの提供)
・ EAP-メンタル支援「ココロケアサポート」(訪問型相談支援)の利用率9割の達成
(4)指標及び目標
平山グループは、中途採用者の積極的な採用や女性の管理職割合の向上等の取組みを進めておりますが、現時点で具体的な指標は設定しておりません。今後、取締役会において人材育成及び社内環境整備に関する方針の指標策定に向けた議論を行い、その開示を検討してまいります。
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