企業大紀アルミニウム工業所東証プライム:5702】「非鉄金属 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1) 会社の経営の基本方針

 当社グループは、「事業」と「環境」を同軸にとらえ、地球が求める真の企業へと成長していくことを目指すため、経営の基本方針として、「G&G(Global&Green)」を掲げています。Global(グローバル)では、国内にとどまらず、世界を舞台とするGlobalな視点と活動を、Green(グリーン)では、世界環境をしっかりと見据えたGreenの理念と実践をそれぞれ主旨としています。

 この「G&G」は、当社及びグループの戦略的キーワードであり、企業アイデンティティです。

(2) 目標とする経営指標

 上記(1)「会社の経営の基本方針」に記載のとおり、当社グループは「G&G」を着実に展開すべく、品質・コスト・サービス等でたえず世界水準を見据えて、地球レベルの活動へのアクセスを目指しております。

 その上で、経営指標としては経常利益の確保を重視するほか、収益性改善を目的とした資本コストを上回るROEの維持及びPBRの向上、連結配当性向30%程度及びDOE3%程度を目安とした継続的かつ安定的な利益還元についても目標としております。

(3) 中長期的な会社の経営戦略

 当社グループは、2030年に目指すべき姿『DAIKI∞NEXT∞』を描き、その実現へのロードマップとして中期経営計画を策定しております。社会のサステナビリティへの関心が高まる中、企業の社会的責任がより重視される事業環境を鑑み、マテリアリティ(重要課題)を特定し、これらを中期経営計画に組み込んでおります。詳細は、2024年5月14日に発表しました「中期経営計画 2024-2026」をご参照ください。

① 柱Ⅰ 成長分野への投資

 ・ハイブリッド車・電気自動車・燃料電池車分野向けリサイクル合金の開発・供給

 ・高度循環型社会づくりへの挑戦

② 柱Ⅱ 経営基盤の強化

 ・経営資源の有効活用

 ・新しい生産システムの構築

 ・企業価値向上、財務基盤強化

 ・堅実・健全な経営体制

③ 柱Ⅲ 環境保全

 ・生産や流通過程における二酸化炭素排出削減

 ・製造工程で発生する埋立廃棄物ゼロ

 ・無煙・無臭化の確立

④ 柱Ⅳ 地域や社会の貢献と発展

 ・成長著しい新興国における雇用創出と地域社会への貢献

 ・周辺地域との交流と貢献

⑤ 柱Ⅴ 人材の育成と活用

 ・安全な労働環境整備による労働災害ゼロ

 ・グローカライゼーションの推進

 ・ダイバーシティの推進

 引き続き、2030年に想定される対応すべき外部環境(地球環境や社会環境)の変化と、当社グループの事業活動に及ぼす影響(リスクと機会)を考察した上で、「G&G」の経営コンセプトのもと、持続的・安定的な経営の確立と企業価値の向上に努め、更なる飛躍に繋げてまいります。

(4) 経営環境及び会社の対処すべき課題

今後の見通しにつきましては、わが国経済では雇用・所得環境が改善する中で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。世界経済においては、米国経済では雇用環境の底堅さを背景に景気後退を回避し、また、新興国経済でも底堅い成長が続く見通しです。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、加えて、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分留意する必要があります。

当アルミニウム二次合金業界におきましては、懸念される経済減速リスクは存在するものの、自動車生産の受注残消化、及び半導体不足の更なる解消や、各国の経済対策の効果等に伴い緩やかな景気回復による自動車生産の増加も見込まれております。

 こうした中、引き続き需要に見合う効率的な生産、原材料の価格変動にも対応できうる購買体制を構築するなど、時代の変化に敏速に対応し、社業の発展に万全を期する所存であります。
 

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