大塚ホールディングス 【東証プライム:4578】「医薬品」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度における研究開発費は、307,804百万円です。
主な研究開発分野及び新製品の開発のセグメント別の状況は、次のとおりです。
(医療関連事業)
当社グループは、精神・神経領域、がん・がんサポーティブケア領域を重点領域とし、循環器・腎領域等においても未充足疾患に焦点を当てた研究開発を進めています。
医療関連事業における研究開発費は、292,028百万円です。
当連結会計年度の医療関連事業における研究開発の主な進捗状況は、以下のとおりです。
領域 | 開発コード | 製品名 | 一般名 | エリア | 対象・適応症 | 状況* |
精神・ | OPC-34712 | レキサルティ | ブレクスピプラゾール | 日本 | 大うつ病 | 2023年12月、効能追加承認取得 |
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| 日本 | アルツハイマー型認知症に伴うアジテーション | 2023年10月、効能追加承認申請 |
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| 米国 | アルツハイマー型認知症に伴うアジテーション | 2023年5月、効能追加承認取得 |
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| 欧州 | 大うつ病 | 事業戦略上、開発中止 |
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| アルツハイマー型認知症に伴うアジテーション | 事業戦略上、開発中止 |
| アリピプラゾール持続性注射剤 | エビリファイ メンテナ | アリピプラゾール | 中国 | 統合失調症 | 2023年5月、承認取得 |
| アリピプラゾール2ヵ月持続性 注射剤 | エビリファイ アシムトファイ |
| 米国 | 統合失調症、双極Ⅰ型障害 | 2023年4月、承認取得 |
| AVP-786 | ― | 重水素化デキストロメトルファン・キニジン | 米国 | 統合失調症陰性症状 | 開発戦略上、開発中止 |
| SEP-4199 | ― | ― | 日本・ | 双極Ⅰ型障害うつ | リクルート進捗の大幅な遅れのため、試験中止 |
がん・がんサポーティブケア領域 | ASTX727 | INAQOVI | decitabine・cedazuridine | 欧州 | 骨髄異形成症候群 | 2023年12月、効能追加承認申請 |
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| 中国 | 骨髄異形成症候群 | 2023年10月、フェーズⅠ/Ⅱ開始 | |
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| 欧州 | 急性骨髄性白血病 | 2023年9月、承認取得 |
| ASTX660 | ― | tolinapant | 米国 | 固形がん、 | 開発戦略上、開発中止 |
| ASTX660 + ASTX727 | ― | tolinapant + decitabine・cedazuridine | 米国 | T細胞リンパ腫 | 2023年2月、フェーズⅠ 開始 |
| 米国 | 急性骨髄性白血病 | 開発戦略上、開発中止 | |||
| AP24534 | アイクルシグ | ポナチニブ | 中国 | 慢性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病 | 2023年3月、承認申請 |
がん・がんサポーティブケア領域 | TAS-116 | ジェセリ | ピミテスピブ | 日本 | 前立腺がん | 2023年9月、フェーズⅡ開始 |
TAS-120 | リトゴビ | フチバチニブ | 日本 | がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道がん | 2023年6月、承認取得 | |
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| 欧州 | 胆管がん | 2023年7月、承認取得 |
| TAS3351 | ― | ― | 日本・米 国・欧州 | 非小細胞肺がん | 2023年6月、フェーズ Ⅰ/Ⅱ開始 |
| TAS3681 | ― | ― | 米国・ | 前立腺がん | 開発戦略上、開発中止 |
| TAS6417 | ― | zipalertinib | 日本・米 国・欧州 | 非小細胞肺がん | 2023年12月、フェーズⅢ 開始 |
| AB122 + AB154 | ― | zimberelimab + domvanalimab | 日本 | 上部消化管がん | 2023年6月、フェーズⅢ 開始 |
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| 日本 | 非小細胞肺がん | 2023年6月、フェーズⅠ 開始 |
| AB122 +TAS-120 | ― | zimberelimab +フチバチニブ | 日本 | 固形がん | 2023年1月、フェーズⅠ 開始 |
| OPF-501C | ― | 塩化亜鉛 | 日本 | がん性皮膚潰瘍 | 2023年7月、フェーズⅡ 開始 |
| OPB-171775 | ― | ― | 日本 | 固形がん | 開発戦略上、開発中止 |
循環器・ | OPC-61815 | サムタス | トルバプタンリン酸エステルナトリウム | 中国 | 心不全における体液貯留 | 2023年12月、承認申請 |
| ― | ― | ボクロスポリン | 日本 | ループス腎炎 | 2023年11月、承認申請 |
| ETC-1002 | ― | ベムペド酸 | 日本 | 高コレステロール血症 | 2023年2月、フェーズⅢ 開始 |
| OPC-131461 | ― | ― | 日本 | 心性浮腫 | 2023年1月、フェーズⅡ 開始 |
その他領域
| OPF-109 | ― | ― | 日本 | 慢性腎不全用高カロリー輸液 | 承認申請 |
OPA-15406 | モイゼルト | ジファミラスト | 中国 | アトピー性皮膚炎 | 2023年2月、フェーズⅢ 開始 | |
| OPC-1085EL | ミケルナ | カルテオロール | 中国 | 緑内障、高眼圧症 | フェーズⅢ開始 |
| OPS-2071 | ― | ― | 中国 | 過敏性腸症候群 | 2023年6月、フェーズⅡ 開始 |
| VIS171 | ― | ― | 未定 | 自己免疫疾患 | 2023年1月、フェーズⅠ 開始 |
* 米国・欧州における承認申請は、当局へ承認申請、あるいは当局による申請受理を意味します。それ以外の国・地域では当局に承認申請を提出したことを意味します
(ニュートラシューティカルズ関連事業)
当事業においては、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、人々の健康の維持・増進のための科学的根拠をもった独創的な製品の研究開発に取り組んでいます。
スキンケアブランド「インナーシグナル」から、角層*の重層化に着目し開発した美容クリーム「インナーシグナル SCリッチクリーム」を2023年10月に発売しました。
ニュートラシューティカルズ関連事業における研究開発費は、9,874百万円です。
*4つの層からなる表皮の一番外側の層でターンオーバーの出口に位置する水分を保つ保湿機能や外的刺激から肌を守るバリア機能という重要な役割がある(※顔の場合)
(消費者関連事業)
当事業においては、生活に身近な食品や飲料の分野でオリジナルかつユニークな製品の研究開発に取り組んでいます。社会変化に伴う健康・環境・人口・高齢化問題など様々な課題の解決に向け「レトルト事業」「飲料事業」「プラントベース事業」を中核とし、「食」と「健康」をテーマに革新的な製品を創出、提案しています。
消費者関連事業における研究開発費は、663百万円です。
(その他の事業)
当事業においては、機能化学品やファインケミカルの分野で研究開発に取り組んでいます。有機、無機の合成技術を主体とし、独自の技術を核とした新製品や次世代分野の研究開発を行っています。
その他の事業における研究開発費は、5,238百万円です。
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