南陽 【東証スタンダード:7417】「卸売業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) ガバナンス
当社グループは、SDGs・ESGを念頭においた事業戦略を設定し、営業活動を展開しているほか、適宜、取締役会や経営会議によるモニタリングを行い、サステナビリティ関連のリスク及び機会を監視、管理しております。
(2) 戦略
①事業戦略
当社グループがサステナビリティ関連のリスク及び機会として特定した項目及びそれに対する取組については以下のとおりであります。
・省人化・省力化ニーズへの対応
少子高齢化による労働力人口の減少に伴う、省人化、省力化ニーズの高まりを受け、ICT関連商品の拡販や、人協働ロボット等への取組強化を行う。
・SDGsを踏まえた環境関連市場拡大への対応
ステークホルダーによるSDGs、ESGに対応した要求の高まりを受け、環境関連商品のラインアップを充実させる。
・自然災害及び国土強靭化推進への対応
近年は自然災害が頻発しており、災害復旧や国土強靭化に対応できるような機械のラインアップを確保する。また、日本を含む先進国において社会インフラの老朽化が問題となっている中で、当社においては国内で高いシェアを持つ独自商品として下水管の更生工事に不可欠なロボットを展開しており、今後のインフラ老朽化問題の拡大にも対応できるよう、組織構築及び新製品の開発に努める。
②人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略
上記の事業戦略を持続的に実行するための課題として人材育成と世代交代が挙げられ、当該課題に対処するための人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略については以下のとおりであります。
当社グループは、最も重要な経営資源は人材であると考えており、以下の施策により人材の育成及び社内環境整備を進めてまいります。
・性別や国籍を問わず、未来の南陽グループの中核となる人材の獲得に向けて、働き甲斐のある職場作りに努める。
・社内における教育の充実及び社外講師による階層別教育等を通じて、次世代のリーダーを育成し、組織の活性化及び新陳代謝をはかる。
・男性の育児休業等に関する啓蒙など子育て支援の取組みをこれまで以上に推進する。
・新しいコンピュータシステムの導入等により、労働生産性の向上に努め、より良い職場環境を創造する。
(3) リスク管理
当社グループは、中・長期的なリスクに関し、事業部ごとに当社を取り巻く外部環境、内部環境の変化を洗い出し、サステナビリティ関連のリスクと機会の特定を行っております。リスク評価を行ったのち、優先順位の高い取組につきましては必要に応じ取締役会及び経営会議にて進捗確認しております。
(4) 指標及び目標
当社グループは、上記取組により、社会のニーズに焦点を当て、必要な技術を提案することで、継続して社会への貢献と事業の発展に取り組んでまいります。
なお、人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標及び目標といたしましては、現状当社グループにおいて2名である女性管理職を増加させることを中心に、従業員の働き甲斐に繋がるものについて検討してまいります。
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