丸紅建材リース 【東証スタンダード:9763】「卸売業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
<ガバナンス及びリスク管理>
当社グループの主たる事業である重仮設事業は、工事現場で使用した鋼材を可能な限り修復・整備し、再リースしております。また、修復不可能な鋼材は鉄スクラップとして拠出することにより再資源化を図り、循環型社会の実現に寄与しております。このような事業を継続していくうえで、当社グループでは人材の育成と社内環境整備を重要視しており、取締役会で承認された現中期経営計画に基づき、様々な施策を実行しております。また「人材の確保」を事業リスクとして認識し、定期的に経営会議にてリスク内容の認識と対応策及び改善レビューを審議後、取締役会に報告しております。
<戦略>
1.採用方針
人材の採用に関する内規を制定し、年間の採用活動方針を定め、その方針に基づき定期的な新卒採用だけでなく国籍や性別を問わずキャリア採用を積極的に行い、多様な人材確保に努めております。
2.育成方針
策定した人材育成施策により様々な学びの機会を設け、国内のみならず海外事業や新規ビジネスで活躍できるような人材の育成に積極的に投資し、資格取得やキャリア構築のために必要な階層別研修と社内実務研修を設定・実施しております。また、職掌転換制度の利用を通じて一般職から総合職への登用を推進しております。
3.就労環境の整備
日々進化する IT技術の活用による業務改善や、生産性の向上を目指し執務環境の改善を進めております。また、働きながらの育児・介護に取り組めるよう休業制度の拡充を図っております。
働き方改革の観点では「ワーク・ライフ・バランス」を実現する観点から会社が有給休暇奨励日を設けて有給休暇取得の促進や、社員の残業時間の管理・分析により上長への残業時間の削減指導を行うなど労働時間の短縮に努めております。「多様で柔軟な働き方」に対応できるよう時差出勤を導入しテレワーク勤務規程を整備しております。
また、従来の継続勤続年数を前提とする職能資格制度を見直し、処遇の公平性が図られメリハリの効く期待役割制度を導入し、求められる能力・知識・経験とそれに対する処遇を明確にする人事制度の改定を実施しました。
<指標及び目標>
当社グループでは多様な人材の確保、育成及び社内環境整備に関する方針について、当社においては関連する指標のデータ管理とともに具体的な取り組みが行われているものの、連結グループに属する子会社では目標の設定が行われていないため、連結グループ全体での記載が困難であります。このため、次の指標に関する目標は連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。
指標 | 目標 |
子育て中の社員に対する制度の拡充 | 育児休業、看護休暇、育児短時間勤務期間の延長 |
従業員の所定外労働時間 | 所定外労働時間の削減 |
研修の設定・実施による人材育成 | 階層別研修及び実務研修の実施 |
男性社員の育児休業取得 | 育児休業取得促進 |
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