三晃金属工業 【東証スタンダード:1972】「建設業」 へ投稿
企業概要
研究開発活動につきましては、当社深谷製作所内に研究開発の活動拠点を設置し、「技術と素材」を活かした製品や各種工法システムの開発を通して、より高い品質と性能を持った屋根・壁の追求に取り組んでおります。
また、新製品をスピーディかつタイムリーに市場へ送り出すため、社内各部門の代表者からなる「開発企画委員会」を組織して、全社的な開発戦略の検討・方向付けを行い的確かつ効率的な研究開発を鋭意進めております。
当事業年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の研究開発費は、296百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) 屋根事業
屋根事業では、機能部門の営業、工事、技術、製造、開発が一体となって、顧客ニーズに基づき収益貢献度を勘案した開発テーマの選定を行っております。
また、施工省力化、安全作業性を考慮した製品・工法・機器開発の推進機能を担う「開発企画推進班」を「開発企画委員会」の下部組織として組織し、下記事項に取り組んでおります。
1)製品開発、既存製品の改良・改善に関する企画案の収集から調査・分析、企画選定立案
2)業務改善提案委員会などの提案システムによる製品及び工法・機器に関する提案事項の検討、選定
3)営業・工事での過去の事例や技術検討依頼、異業種交流などから、屋根・壁の潜在需要の探索、掘り
起こしを行い製品開発のための企画立案につなげる
研究開発の主たる成果としましては、 屋根材に孔をあけない嵌合式の新型吊り折版「スマートクリップ」を開発し、2024年度中に販売・施工を開始します。
当事業年度における研究開発費の金額は292百万円であります。
(2) 建材事業
建材事業では、主にプレハブ住宅向け商品の研究開発を行っており、試作品製作や性能試験等を活動テーマとして取り組んでおります。
当事業年度における研究開発費の金額は4百万円であります。
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