企業ヤーマン東証プライム:6630】「電気機器 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 当社グループは、「美しくを、変えていく。」という企業スローガンにもあるとおり、美容の常識を打ち破って新しい美の習慣を創り出し、「日本発のグローバルブランドカンパニー」として、夢と驚きに満ちた製品を世界中のお客様にお届けすることを目指しております。

 その実現のためには、環境の保全や経済活動の発展に配慮しながら、人的資本の充実を図り、社会に認められることが重要な経営課題であると認識しております。

(1) ガバナンス

 当社グループでは、従業員一人一人が、「志をカタチに」、「オリジナリティの追求」、「チャンスは自ら」、「お客様ファースト」、「共に創る」という5つのクレドを遵守しながら、常にお客様を始めとする様々なステークホルダーのためにできること・すべきことを意識し、研究開発、製品のご提供、お問い合わせ対応などの事業活動を通して、社会に貢献するものとしております。

 様々な研修や啓発活動を通してこの考え方を徹底し、企業風土として定着させるよう取り組んでおります。

 社内取締役4名・社外取締役3名で構成される取締役会及び社内取締役1名・社外取締役2名で構成される任意の指名報酬諮問委員会は、経営に外部視点を取り入れ、事業活動における関係法令の遵守と経営の公平を監督するとともに、経営情報の適時かつ適正な開示の強化を図っております。

(2) 戦略

 当社グループは、社内に異なる経験・技能・属性が存在することにより多様な視点や価値観が生まれることが、会社の持続的な成長を確保する上での強みとなるとの認識を持っております。

 採用や管理職への登用にあたっては、性別・国籍等にとらわれず、人物や能力、これまでの実績等を総合的に評価しているほか、人事評価制度の整備や労働環境の改善などにより、従業員の満足度と定着率の向上を図っております。

 この結果、当社の外国籍社員、女性社員、女性管理職の比率は一定程度維持されていると考えておりますが、今後の積極的なグローバル展開も見据え、引き続き従業員の多様性の確保に向けて、様々な施策を推進してまいる所存です。

 また、当社グループでは、サステナビリティに基づく企業価値向上のため、次の事項に積極的に取り組んでおります。

① 環境

 イ.再生可能な素材の使用、プラスチック素材の削減

製品パッケージ・緩衝資材・梱包資材等の軽量化や簡素化による減量について、継続的に検討を進めております。

 ロ.直販事業における再配達の抑制

化粧品の一部についてはポストサイズのメール便への切り替えを実施するなど、再配達の抑制に向けて継続的に検討を進めております。

 ハ.脱炭素

株式会社yaotomiと提携し、同社の農業活性化を通した脱炭素社会の実現に向けた取り組みを支援しております。

② 社会

 イ.人権尊重

事業活動において、全てのステークホルダーの基本的人権を尊重するとともに、性別・年齢・国籍・人種・民族・信条・宗教・社会的身分・身体障害の有無によって、労働条件や互いの言動等を不当に差別することがないよう、当社グループの全役員・全従業員に対して定期的な教育及び啓蒙を実施し、周知徹底を図っております。

 ロ.品質管理

企画・設計・製造・販売する製品について、品質保証に必要な体制を整備し、安全・安心な製品を提供するため、継続的に品質管理体制の維持・向上に努めながら、サプライチェーンにおける品質状況やお客様からのご意見を的確に把握し、関係法令の遵守と顧客満足度の向上を図っております。

 ハ.技術・サービスによるQOLの向上

当社の技術で開発した製品やサービスにより、既存の美の習慣を新しい習慣へと変化させ、新たな市場を創造していくことで、全てのステークホルダーのQOL向上を目指しております。

 ニ.研究開発による知的財産の取得

当社グループは、これまで独自のノウハウによって数多くの知的財産を取得し、画期的な製品を提供してまいりました。引き続き、技術開発を推進し、当社だけが提供可能な画期的な製品を、日本国のみならずグローバルに展開していけるよう積極的に取り組んでおります。

 ホ.情報セキュリティ

情報セキュリティの基本方針を定め、関連法令や社内規程を遵守し、機密情報や個人情報等を様々な脅威から保護するための対策を行うとともに、当社グループの全役員・全従業員に対して定期的な教育及び啓蒙を実施し、継続的に組織・対策の見直しと強化を行っております。

 ヘ.社会貢献活動

継続的に赤十字活動を支援しており、日本赤十字社に対して寄付金や支援物資の寄付を行っております。

 ト.女性活躍支援

「一般財団法人ヤーマン奨学財団」の活動として、理系を志望する女子学生や女性技術者への奨励金・報奨金等の支給を通して、継続的な女性技術者の育成支援を行っております。

(3) リスク管理

 当社グループでは、事業を遂行する上で直面し得るリスクについて、将来を見据えて正しく把握するとともにそれらをビジネスチャンスとして捉え、適切に対応するためのリスクマネジメント・フローを構築することが、持続的な成長に必須であると考えております。

 サステナビリティに関するリスクは、各部門が、全社的なリスクマネジメント・フローを統括しているコンプライアンス管理統括部門及びリスク管理統括部門と連携の上、個別のリスクの認識及び対応方針の策定を行います。

 認識されたリスクは、リスク管理規程に従って、定期的に取締役会に報告され、評価されます。

 また、リスクマネジメント・フローを継続的に見直すことにより、体制の強化を図っております。

(4) 指標及び目標

 当社グループでは、上記(2)戦略に記載した人材育成及び社内環境整備に関する方針をモニタリングする指標として、次の指標を用いております。

 なお、環境に対する取り組みに関して、長期的な評価を行うための具体的な指標については、今後、取締役会において議論してまいります。

指標

目標

実績(当連結会計年度)

外国籍社員比率

2026年4月までに10%以上

 6.8%

女性社員比率

50%以上を維持

73.7%

女性管理職比率

2026年4月までに50%以上

45.8%

(注)各連結子会社の従業員数には重要性がないため、表中の目標及び実績の数値は当社のものとなります。

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