企業兼大株主モリ工業東証スタンダード:5464】「鉄鋼 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

当社グループは、新製品の開発、生産性の向上のための新しい生産方式の開発、製品の高付加価値化とコストダウンなどをテーマとして採り上げ、積極的に研究開発活動を推進しております。また、顧客からの高度化する要望に応えるために、基礎技術のレベルアップはもちろんのこと応用研究にも注力し、高品質な製品の安定供給を目指しています。さらに働き方改革を念頭に、人材の不足や世代交代に対応するため、今まで以上の生産性向上に向けた取り組みを進めています。

 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は84百万円であります。

 当連結会計年度における各セグメント別の研究開発活動の状況は、次のとおりであります。

(日本)

 ステンレス管部門では、熱交換器用パイプにおいて、造管時に渦流探傷による欠陥検出可能化、切断長さの安定化、両端面取処理装置の追加を進め、その生産体制の効率化を図りました。また、環境負荷軽減に向け、代替洗浄液を使用した長尺パイプ洗浄装置の導入を進めました。これにより大幅な有機溶剤の削減につながりました。引続き超音波洗浄装置の検討も継続中です。

 ステンレス条鋼部門では、熱間成形品の新規サイズ試作に取組み、製作を可能としました。また、冷間成形品では、品質安定化を図るため材料調達先の変更に取組み、全サイズへの展開を可能としました。

 ステンレス加工部門では、蓄電池用パイプで新型TIG溶接機を採用し、溶接品質に問題ない条件を確立、溶接ガスのコストダウンにも成功しました。また、給湯器熱交換器用パイプでは、分割・3次元設計した金型を開発し、高い客先要求品質を満足した製品製作を可能としました。

 鋼管部門では、角成形パイプの薄肉化に取組みコストダウンに成功しました。また、購入していたハイス製バイトを、NC研削盤を導入し加工方法の習得に努め、材料からの調達に切り替えました。

 その他の部門では、検査作業の負荷軽減として、AI(機械学習)を活用したプロトタイプのビード異常検出装置の開発に目途が立ち、造管機内での運用テストが可能な装置を準備しました。

 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は84百万円であります。

(インドネシア)

 ステンレス管部門では、製品の競争力強化を主眼とした生産技術の革新などの研究開発を行っております。当連結会計年度では、高周波造管機のロール更新やTIG造管機のメンテナンスを実行し、生産性の向上と安定化を図りました。

 なお、当連結会計年度における研究開発費の支出は僅少であります。

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