企業フロンティアインターナショナル東証グロース:7050】「サービス業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 まず、当社グループにおける経営ビジョンである「心の豊かさを分かち合える生きる喜びに満ちた世界の実現」のためには、サステナビリティの実現が重要な経営課題であると認識しております。

 デジタル化の進行に伴って新たに生じている社会課題に対して、当社グループが提供する体験価値の果たすべき期待役割は大きく、実際に当社グループが請け負う案件においても、シンポジウムやイベントなどを通じて種々の社会課題の認知獲得や解決を図る案件は増加しております。

 また、当社グループとしても、未来のこどもたちのためにコミュニケーションの力を活かして平和な社会づくりに取り組む一般社団法人にも参加しており、同財団主催で、国際機関や行政機関の認証や後援を受けて実施する、こどもたちが多彩な視点から社会課題を議論し合うシンポジウムについても、当社グループが様々な点から協力させていただく等、当社グループの事業活動及びサービスがサステナビリティの実現の一助となるべく事業を行っております。

 なお、当社グループの事業の特性上、気候変動問題が重要な影響を及ぼすことは当連結会計年度においては想定しておりませんが、一方で人的資本に関しては重要な課題と認識しております。

(1)ガバナンス

 当社グループでは、サステナビリティ関連のリスク及び機会を監視、または管理するための過程、統制及び手続等の体制をコーポレート・ガバナンスの体制と区別しておりませんが、当社グループが置かれている経営環境を踏まえ、サステナビリティに関連するリスク及び機会については重要性に応じて経営会議で識別・監視し、適宜、取締役会への報告を行う体制としております。

 詳細は、「第4 提出会社の状況 4.コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。

 重要課題(マテリアリティ)への対応をはじめとしたサステナビリティへの取り組みについても、この体制の下で運営しております。

(2)リスク管理

 当社グループでは、リスク管理をサステナビリティ実現や内部統制のための重要な手段として認識しております。具体的には、社会情勢やステークホルダーからの要請を把握し、当社の中長期的な経営戦略との整合性を図りながら、当社グループにおけるリスク管理の観点からも重要課題(マテリアリティ)の識別を経営会議にて実施します。必要に応じて、適宜、取締役会への報告を行います。

(3)人的資本に関する「戦略」

 当社グループが消費者の皆様に対して提供する体験価値は、人でしか創り出せないものでありますので、当社グ

 ループにとって人的資本に関する「戦略」は重要な位置づけになります。このため、評価・報酬や人材の採用、育

 成といった人事制度全般に関して、従業員全体はもとより管理職についても人材の多様性を考慮した方針としてお

 ります。

 具体的には、採用競争力を強化し、従業員の安定的な就業を実現すると共に、多様なニーズに対応するための賃

 金のベースアップを実施しながら、各種手当の導入、時短制度の拡充といった報酬面、就業環境面での各種投資、

 施策の導入を進めることで業界トップの待遇、働きやすさの実現を目指しております。評価制度については、評価

 結果に対する従業員の納得度を高めるべく、評価者と被評価者のコミュニケーションをより密なものとして、ハイ

 パフォーマーがより良く処遇されるように抜本的な制度改革を進めております。さらに、研修制度について、年次

 別研修制度や専門スキルに特化したテクニカル研修といった一般的な研修メニューをカバーするだけでなく、今後

 ポストAI時代に向けて、人固有の感性が企業の競争力の源泉の一つとなるとの考えから、従業員の感性を養い、

 より豊かな想像力を育むために、欧米では一般化されているリベラルアーツに特化した研修メニューもラインアッ

 プする等、人事制度全般のブラッシュアップを進めております。これ以外でも、リモート制度の導入や業務管理シ

 ステム等のクラウド基盤の構築により、従業員の働きやすさをバックアップする各種インフラ整備も行っておりま

 す。

(4)指標及び目標

 当社グループでは、上記において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は次の通りとなります。

指標

目標

2023年度実績

管理職に占める女性労働者の割合(%)

2028年4月までに20.0%

10.0

労働者の男女間の賃金の差異(%)

2028年4月までに75.0%

63.9

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