トーソー 【東証スタンダード:5956】「金属製品」 へ投稿
企業概要
(1)ガバナンス
当社グループは、経営理念に「地球環境保全」を掲げ、環境を重視した事業活動を続けております。また、企業の社会的責任を果たすことが、持続可能な社会の実現、ひいては当社が将来にわたって持続可能であるために不可欠であると認識しております。
近年の様々な社会課題の顕在化やステークホルダーの価値観の変容に伴い、経済価値と社会価値の双方を創出するサステナビリティ経営がより一層求められる中、既存の環境保全活動や事業活動を見直し、2022年3月の取締役会にてサステナビリティ方針を決議いたしました。経営理念を基本的な考え方とし、組織統治(ガバナンス)を土台とした環境・社会への取り組みを事業に取り込むことで、より一層サステナビリティに関する活動を推進してまいります。
(2)戦略及びリスク管理
当社グループは、サステナビリティ方針策定にあたり、事業リスクについて、マテリアリティを特定することで管理しております。特定したマテリアリティについて、当社グループのバリューチェーンへ落し込み、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点からステークホルダー並びに当社への影響・重要度の高いテーマから優先して課題解決に向けた取り組みを進めてまいります。特定したマテリアリティは以下のとおりです。
ESG及び中核課題 | 主な取組項目 | |
環境 | 環境配慮 | 環境に配慮した製品開発・調達・生産・販売 |
温室効果ガス削減 | ||
エネルギー・資源の有効活用 | ||
社会 | 労働慣行 | 人材育成と能力開発 |
働きやすい職場づくり | ||
人権 | 多様性とワーク・ライフ・バランス | |
消費者課題 | 付加価値(快適・安心・安全)の提供 | |
コミュニティ | 地域社会への貢献 | |
コミュニティへの参画 | ||
ガバナンス | 組織統治 | コンプライアンス |
コーポレート・ガバナンス | ||
リスクマネジメント |
(3)人材の育成及び社内環境整備に関する方針
① 方針
当社グループは、最も重要な経営資源は「人」であると認識し、サステナビリティへの取り組みの一環として、全ての従業員が長期にわたり健康で安心して働ける環境づくりを推進しております。
企業の根幹を支える人材の強化・育成と最大限の能力を発揮できる環境整備、従業員一人ひとりが働きがいを感じ、安心して働き続けることができる制度実現のための各種施策を実施し、人的資本の最適化を目指しております。
② 戦略
a. 人材育成と能力向上
新入社員研修や中堅社員研修、新任マネージャー研修といった段階に応じた研修や職種別研修など、各種研修制度の充実化を図っています。また、従業員自らスキルアップを図れるよう、公的資格の取得促進や通信教育受講サポートなどの自己啓発制度、会社に対し大きく貢献した従業員や部署への表彰制度等を取り入れております。
b. 働きやすい職場環境づくり
老朽化した設備の改修など、働きやすい環境整備を行い、労働環境の改善を進めます。また、従業員が互いにサポートし合える風通しのよい職場づくりに努め、職場環境が従業員の健康にどの程度影響を与えるかの指標である「総合健康リスク」は、基準となる100を下回る数値を維持しています。
c. 多様性とワーク・ライフ・バランス
性別・年齢・国籍・人種・経験の有無などに左右されない多様な人材の機会均等を尊重し、活躍の推進支援を行います。また、在宅勤務制度や時短勤務制度の導入など、多様で柔軟な働き方ができるような環境づくりを進めるとともに、育児・介護支援制度など、ライフイベントへの支援策を充実させております。また、全ての社員が長期にわたり健康で安心して働き続けられる会社であるために、健康経営を推進してまいります。
③ 指標及び目標
指標 | 目標 |
女性管理職比率 | 2026年3月までに10%以上とする。 |
(注)1.実績は、「第1企業の概況 5従業員の状況」に記載しております。
サステナビリティに関する詳細については、当社WEBサイトにて開示しておりますのでご参照ください。
<サステナビリティ>
https://www.toso.co.jp/toso_info/sustainability/
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