テクノメディカ 【東証スタンダード:6678】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当社のサステナビリティに関する考え方および取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
当社は、取締役会および本部長会議において、サステナビリティに関するリスクや機会、必要とされる対応等について随時議論し、これに基づいた経営戦略の立案、各部門への指示等をおこなう体制を構築することで、サステナビリティ関連の取組みにおけるガバナンスを維持しております。
これまでにも、取締役会においてESGや人的資本、多様性の確保等の広範なテーマについて討議をおこない、当社の中長期的な経営戦略として「2030長期ビジョン」を作成したほか、企業の行動計画として、多様性の確保に向けた取り組みについて具体的な目標値を設定してまいりました。これらの目標の達成を通じて、持続可能な社会の実現に向けた当社としての社会的責任を果たすとともに、企業価値の向上にもつなげて行くことを当社の戦略としております。
(2030長期ビジョンにおいて設定した目標)
・使用する原材料の削減
・ロボットシステム普及に貢献する技術や製品の開発、ソリューションの提供
・消耗品等事業のプラスチックから紙製品への転換
・感染予防対策に資する製品の開発、提供
・自社ビル内節電策、太陽光発電の活用
・産業廃棄物のミニマム化
・安定調達、供給のための構造改革
・「現場力」に基づいた最適生産体制の確立
・人的資本を重視する経営施策
・女性人材の活躍の場の提供
・働きやすい職場環境づくり
(行動計画として設定した目標)
・管理職に占める女性の割合を10%以上とする(当事業年度末時点では3.2%)。
・男女の平均勤続年数の差異を5年以内に維持する(当事業年度末時点では4.9年)。
また、2023中期経営計画において「働きがい・生きがいの創造」を人事制度の理念と定め、多様な人材が活躍できる環境整備に向けた各種の取り組み内容を公表するとともに、「女性の責任者数を年1名以上選任する」といった具体的な目標を定め、社内における多様性の確保に努めることとしております。
上記の目標達成に向けた取り組みを進めつつ、取り組みの中で識別されたリスクや機会は、関係部門から担当役員を経て取締役会等の意思決定機関へ迅速に共有し、影響の大小や重要度を多角的に評価のうえ、対応を議論、決定します。また、取締役会では気候変動シナリオや人権状況等、サステナビリティの観点で当社の経営に影響を及ぼしうるリスクの発生を広範にモニタリングし、早期の把握と対応に努めております。このようなリスク管理体制のもとで、リスクや機会を適切に管理し、事業運営におけるサステナビリティの確保、社会課題の解決に向けた貢献を目指してまいります。
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