タツミ 【東証スタンダード:7268】「輸送用機器」 へ投稿
企業概要
当社グループの研究開発は、当社技術部が担当しており、「加工技術・領域の進化・拡大により、お客様に新たな価値を提供する」という方針のもと、初期段階よりお客様の開発に参画し研究試作品を提供することはもちろんのこと、お客様の困り事や課題解決に対し、当社の技術力をベースとした工法提案を行うことでお客様の製品開発に貢献することを継続してまいりました。また、新たな分野として、インサートモールド品(鉄部品を樹脂射出によるギヤ成形部品)の客先プレゼンも行なっております。その結果、クルマの電動化に伴なう製品の引き合いも増加しており、冷間圧造加工・後工程の自動切削加工や熱処理・研削などを一貫して生産できる強みが認められ、北米向け電動パーキングブレーキシステム用部品を受注し生産を開始しております。加えて、冷間圧造加工での切削レス化や後工程の自動ライン化などの開発に取り組み、新たな顧客からの受注に繋げることができました。
また、技術開発の戦略的取り組みでは、圧造・転造加工によるネットシェイプ化、耐熱・耐食ニッケル合金やステンレスなどの難加工材の加工技術開発や部品の軽量化に向けた工法開発などを推進中であり、一部はお客様の次世代商品の研究開発段階に供給を行っております。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、60,055千円となっております。
(当社グループは単一の事業セグメントにより構成されているため、研究開発活動の状況及び研究開発費の金額についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)
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