タカギセイコー 【東証スタンダード:4242】「化学」 へ投稿
企業概要
本項に記載した将来や想定に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、社是、経営理念及び社訓から構成される経営基本方針のもと、お客様のニーズを的確に捉え、開発先行型企業であり続け、お客様から高い評価を頂けるよう社員一人ひとりが取り組んでおります。
また、これからもこれらの活動を通しお客様から信頼され永続的に発展し続ける企業を目指すとともに、社会への貢献を果たしていきたいと考えております。
具体的な経営基本方針は以下のとおりです。
(社是) 技術・品質・創意・挑戦 (経営理念) 1.絶えずお客様から信頼される企業 2.常に挑戦を続ける企業 3.社員が楽しく働ける企業 4.環境にやさしく、地域社会に役立つ企業 | |
(社訓) 一.私達は責任を自覚し互に協力して職務に励みましょう。 一.私達は技能の向上に勉め良い製品を作りましょう。 一.私達は規律を守り礼儀正しく明るい社風を作りましょう。 一.私達は健康を第一とし人格の昂揚に勉めましょう。 一.私達は社会の恩恵に感謝し誠実を以って世の為に尽くしましょう。 |
(2) 目標とする経営指標
当社グループは、2026年3月期に連結売上高500億円以上、連結経常利益35億円以上を目標としております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
グローバルでの競争が加速する中、当社グループは、様々に変化する事業環境の中においても安定して継続的に事業展開できる体制の強化を目指し、「国内収益基盤の強化」、「海外収益基盤の強化」、「事業運営基盤の強化」の3つの方針を柱とする、以下の具体的な施策について取り組んでおります。
① 国内収益基盤の強化
・生産品目の選択と集中
・差別化技術の開発
・新規分野・お客様の開拓
・効率生産体制の確立
② 海外収益基盤の強化
・海外市場の見極めと投資検討
・効率生産体制の確立
③ 事業運営基盤の強化
・人材の育成
・組織運営体制の更なる強化
・財務体質の強化
・内部統制システムの充実
・環境にやさしい企業活動
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
国内経済の緩やかな回復が期待される一方、原材料価格やエネルギー価格の高騰、急激な為替の変動、物価の上昇等により先行き不透明な状況が予想されます。
このような状況の中、当社グループは、様々に変化する事業環境の中においても安定して継続的に事業展開できる体制の強化を目指し、「国内収益基盤の強化」、「海外収益基盤の強化」、「事業運営基盤の強化」の3つの方針を柱とする、以下の具体的な施策について取り組んでおります。
① 国内収益基盤の強化
自動車の電動化や脱炭素の流れが加速する中で、当社固有の技術を活かしたパワートレイン部品及び炭素繊維やガラス繊維等と樹脂による複合材料を用いた軽量化・省エネルギー化につながる部品等の開発と拡販に取り組んでまいります。
② 海外収益基盤の強化
各国の市場動向を注視するとともに、市場の拡大等にともない増加する受注に対応するための生産体制の整備を推進してまいります。
③ 事業運営基盤の強化
企業成長の根幹を成す人材育成のため、ものづくり面での研修内容の充実や中堅・若手社員が将来へ向けた経営感覚をやしなうことを目的としたワーキングチームを編成した活動を推進してまいります。また、事業に伴う環境負荷の低減に向け、エネルギー効率の良い設備の導入や、リサイクル業者との連携による廃棄物ゼロの取り組みに加え、再生可能エネルギーの利用についても積極的に検討を進める等、環境にやさしい企業活動を推進してまいります。
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