企業スターフライヤー東証スタンダード:9206】「空運業 twitterでつぶやくへ投稿

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企業概要

(1)ガバナンス

 当社では、事業を通じて取り組むべきサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)を定め、その問題解決のために取り組んでおります。マテリアリティを特定する手段では、GRIスタンダードやSDGs等の国際規範やガイドラインを踏まえ、社 内関係部署にて課題を抽出したうえで、課題を縦軸を「ステークホルダーにおける重要度」横軸を「スターフライヤーにおける重要度」とするマテリアリティマトリクスへマッピングし、当社におけるマテリアリティを特定しております。特定したマテリアリティについては、取締役会等の経営層レベルにて妥当性を評価・承認し、サステナビリティ重要課題の管理をしております。

(2)戦略

 当社は、「中期経営戦略2025」をスタートするにあたり、8つの重要課題(マテリアリティ)を特定しました。これは、『感動のあるエアライン』であり続けるために、環境・社会・ガバナンスの要素を経営戦略の重要な柱に据え、事業を通してさまざまな社会課題の解決に取り組んでいくために方向性を明確にすることを目的とするものです。この8つの重要課題(マテリアリティ)は、「環境」「地域社会」「人」「ガバナンス」の4つのカテゴリに分類されるとともに、それぞれ具体的な取り組みに落とし込んでいます。これらの活動が、リスクの低減や事業機会の創出に繋がり、事業成長を実現すると考えています。

 なお、8つの重要課題(マテリアリティ)を実行し、持続的な成長を実現するために、パフォーマンスと理念共感がともに高い「THE STARFLYER人財」の育成は不可欠です。教育訓練体系の構築、適切な評価制度への移行、ワークライフバランスを実現できる労働環境の整備等を通して、「THE STARFLYER人財」の育成に取り組みます。

(3)リスク管理

 当社は、強靭なガバナンスのもと、リスク管理及び機会を管理しています。航空業という特性から、安全部門、客室部門、運航部門、整備部門等の専門性の高い部門のほか、企画部門、管理部門、営業部門等の間接部門を含む全ての部門において、年に1回気候変動関連を含めたリスクと機会の識別及び評価を実施したうえで、リスクと機会について、各部門が中心となって管理しています。

(4)指標及び目標

 当社では、パフォーマンスと理念共感がともに高い「THE STARFLYER人財」を育成・採用し適切な評価をしっかり行うことで、成長へのサポートを強化しています。

 そのために、スターフライヤーらしい「人財」づくりのための教育訓練体系を構築することや、将来のリーダーを担う中核人財を「実践で成長する」ことをコンセプトとしたプログラムで育成することに取組んでまいります。また、多様な働き方を可能にするため、フレックス勤務制度やテレワーク制度の導入、および育児介護休職制度の拡充により、ワークライフバランスを実現できる労働環境を整備しております。

 なお、現在、人的資本に関する目標値等は定めておりませんが、その具体的な目標設定や状況の開示については、今後の課題として検討してまいります。

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