シノブフーズ 【東証スタンダード:2903】「食品業」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティに関する考え方
当社グループでは、「おいしさと楽しさ」をモットーに、消費者ニーズに応える商品づくりを通じ、健康で豊かな食文化の向上に貢献し、顧客、取引先、社会に信頼され、そして従業員、株主、企業それぞれが充足することをめざしていくことを経営理念としております。この経営理念にあるとおり、ステークホルダーの皆様から信頼され、持続可能な企業としてあり続けるために、私たちもまた世界市民の一員であるとの自覚のもとに、事業活動を通じて、その根源たる持続可能な地球環境と満足度の高い社会の実現を目指し、課題解決に努めてまいります。
(2)ガバナンス
当社グループは、サステナビリティに関する活動を全社的な視点から推進するため、2022年12月にサステナビリティ委員会を設置しました。サステナビリティ委員会は、代表取締役社長を委員長、執行役員を委員とし、サステナビリティに関する基本方針や重要課題の抽出や目標の設定、進捗確認などを行い、定期的に取締役会へ報告いたします。
重要課題 | 取り組みテーマ | 取り組み内容 |
環境負荷の軽減 | 環境配慮型容器の拡充 | ・プラスチック使用量の削減が可能な軽量化容器の拡充 ・資源をリサイクルしたエコトレーの拡充 ・サンドイッチの紙使用包材の拡充 |
フードロスの削減 | ・チルド商品や冷凍商品などのロングライフ商品の開発 ・フードバンクとの連携による食材の寄贈 ・生ごみ処理機による食品廃棄物の削減 | |
CO2排出量の削減 | ・省エネ機器の導入 ・再生可能エネルギーの活用 | |
誰もが働きやすく、活躍できる職場環境の整備 | 人財の採用と育成 | ・昇格者研修や経営幹部研修など階層別研修の拡充 ・営業勉強会や資材勉強会など職種別勉強会の拡充 |
女性の活躍推進 | ・子育てに関連する人事制度の拡充 ・女性社員による職場環境整備の提案 | |
障がい者雇用の拡大 | ・学校や支援機関との連携による採用強化 ・職場見学や職場実習による定着率の向上 |
(3)戦略
①環境負荷の軽減
世界的な環境破壊、異常気象の多発、資源の枯渇などが懸念される中、「環境負荷の軽減」を重要課題の一つとして、「環境配慮型容器の拡充」「フードロスの削減」「CO2排出量の削減」に取り組み、事業活動を通じて発生する環境負荷を軽減し、循環型社会・脱炭素社会の実現を目指してまいります。
②職場環境の整備
人的資本の活用として、ジェンダーをはじめとするダイバーシティの実現に向け、性別・国籍・年齢を問わず、多彩な人財一人ひとりのスキルと経験を向上させつつ、常に次世代を念頭においた研修及び教育を中期経営計画に沿って実施していくことを人財育成の基本方針としております。また、性別・国籍等を超えた風通しの良い組織の構築と、人財が定着できる職場環境整備を進めてまいります。
(4)リスク管理
当社グループは、リスク管理について定める「リスク管理規程」にしたがって、リスクの未然防止のための体制を整備するとともに、重大リスク発生における対応を的確に行い、企業価値の保全を図っております。また、管理本部長を委員長とするリスク管理委員会を設置し、気候変動を含むリスクの識別、評価を行い、重点リスクへの対応方針を決定し、その取り組みを行います。
(5)指標及び目標
主な指標と目標は以下のとおりであります。なお、環境負荷の軽減における目標値は定めておりませんが、(3)戦略に取り組み、事業活動を通じて発生する環境負荷を軽減してまいります。
指標 | 2022年度 実績 | 目標 |
管理職に占める女性労働者の割合 | 12.0% | 2030年度までに20%を目指してまいります。 |
男性労働者の育児休業取得率 | 27.3% | 2025年度までに30%を目指してまいります。 |
労働者の男女の賃金の差異 | 68.9% | 女性社員の積極採用、女性管理職比率向上により男女間賃金格差の是正に取り組んでまいります。 |
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