サンユウ 【東証スタンダード:5697】「鉄鋼」 へ投稿
企業概要
当社グループは、社訓である「誠実」とそれを体現するために定めた4つの企業理念である
(a)社会と共生し、信頼される会社であり続けます。
(b)技術の創造と革新に挑戦し、技術の向上を図ります。
(C)変化を先取りし、進歩を目指して自己改革に努めます。
(d)人材を育成し、人を活かす会社を目指します。
のもとに、事業活動を通して社会的な貢献・責任を果たしながら、当社グループの持続的な企業価値の発展に努めることが求められると考えております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループはサステナビリティを重要な経営課題の一つと位置づけており、サステナビリティに関する課題については、執行役員で構成され、原則として月2回開催される経営会議にて審議するとともに、必要に応じて取締役会に報告します。また、取締役会の監督のもとに経営会議で審議・決定された議案は各担当部門が実施いたします。
詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。
(2)リスク管理
当社グループは、各担当部門がサブテナビリティに関連するリスクの識別・評価を実施するととともに、経営会議おいて全社的にリスク管理を行っております。
また、担当役員による対応策の進捗状況の報告やリスクの見直し等は経営会議において審議され、重要な事項については取締役会に報告されます。
(3)戦略
(気候変動によるカーボンニュートラル)
当社グループは気候変動によるカーボンニュートラルを重要なテーマとしております。当社グループの温室効果ガス排出量の大部分が購入電力由来の間接的排出(スコープ2)であることから、生産設備等の省エネ化への設備投資を積極的に推進するとともに、購入する電力についても再生可能エネルギー由来のものに限定するなどの取組みを実施していきます。
(人的資本に関する方針及び社内環境整備に関する方針)
当社グループは、多様な人材登用及び育成が持続的な会社の成長に必要であると考えております。社員の年齢や性別、新卒又は中途採用者などの属性を問わず、社員全員が活躍できる場を提供します。
また、社員一人ひとりの意欲や能力を最大限発揮できるよう働きやすい環境づくりに取組み行うとともに、当社グループの組織全体が活性化する施策を実施してまいります。
・各人のスキルアップを積極的に奨励しており、外部セミナーや資格取得の機会及び費用のサポート
・製造部門の職務ローテーション実施による多能工化、営業部門の担当品種、担当地域変更(転勤を含む)による経験機会の創出によるスキルアップを図る
・グループ会社間における人材交流を行い、それぞれが持つノウハウを共有化するとともに、組織の活性化を図る
・毎年度、部門や個人の優秀な業績及び功績を表彰する制度を導入しており、社員のモチベーションの底上げを図る
・育児休業や短時間勤務制度の利用促進
・フレックスタイム制導入やテレワーク勤務導入の検討
(4)指標及び目標
(気候変動によるカーボンニュートラル)
カーボンニュートラルへの取組みを開始し始めた段階のため、具体的な目標の設定には至っておらず、実績の測定を対応中であります。
(人的資本)
当社グループでは、上記「(3)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境に関する方針については、具体的な指標を現時点では定めておりません。
現状において女性管理職は当社グループにおいて1名にとどまっておりますが、今後は能力ある女性を積極的に管理職に登用し、女性管理職比率を高めていきたく考えておりますが、女性だから管理職に登用するのではなく、ジェンダーに捉われず優秀な人材を管理職に登用してまいります。
中途採用者にしても同様であり、管理職として見込みのある人材については積極的に登用してまいります。
また、女性従業員が仕事と子育てを両立させることができ、且つ仕事と生活の調和を図り、働きやすい雇用環境の整備を行なうことが必要であると考えており、当社では、
・3歳の誕生日から5歳に達するまでの間の子どもを持つ従業員が希望すれば、1日当たりの就業時間を最大で1時間
・5歳の誕生日から9歳(小学校3年生の年度末)までの間の子どもを持つ従業員が希望すれば、1日当たりの就業時間を30分または1時間
短縮できる短時間勤務制度を導入しており、2025年3月31日までにおいて、累計利用率80%以上の継続を目標に掲げております。
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