サクサ 【東証スタンダード:6675】「電気機器」 へ投稿
企業概要
当企業グループにおける研究開発活動は、ネットワークソリューション分野およびセキュリティソリューション分野について、事業運営に直結した新技術、新商品の開発のほか、未来のビジネスシーンの実現とお客様に更なる価値を提供する製品・サービスの創出に向けた新たなコア技術を確立するために研究開発(R&D)を進めています。
当連結会計年度は、安心、安全、快適、便利を実現するソリューションを提供するために必要となる音声、映像、データおよびアプリケーションに関わる研究開発を通し、DX化を求めている中堅・中小企業の課題をIT製品・サービスで解決する「Office AGENT」シリーズとして、「SECURITY/次世代情報セキュリティ対策」「WORKSTYLE/次世代ワークスタイル変革」および「COMMUNICATION/次世代コミュニケーション活用」の3つのデジタル革新を実現することに重点をおき活動しました。
なお、当連結会計年度の研究開発費総額は、3,338百万円であります。
(1) ネットワークソリューション分野の商品開発
当連結会計年度のネットワークソリューション分野の研究開発費の金額は、1,941百万円です。
主な活動として、中堅・中小企業のオフィスにおける情報セキュリティの強化や業務効率化および円滑なコミュニケーションを実現するための「IPネットワーク等の製品やサービスの充実」ならびに「AI画像認識技術による様々な用途に応じたソリューション技術の確立」などの開発を進めました。
主な取り組みとして、小規模事業者向けのボタン電話装置「OPTYS」ならびに電子帳簿保存法改正に伴い義務化された電子取引データの保存、管理できる電子データ管理ゲートウェイ「DG1000」を開発しました。
(2) セキュリティソリューション分野の商品開発
当連結会計年度のセキュリティソリューション分野の研究開発費の金額は、846百万円です。
主な活動として、Office AGENT セキュリティとしてオートホン装置の後継機開発および、監視・防犯・マーケティングなど高精細映像によるリアルタイムでの判断や確認が必要となる市場向けの「AI画像認識技術による様々な用途に応じたソリューション」などを進めました。
(3) 研究開発(R&D)
当連結会計年度のR&D分野の研究開発費の金額は、550百万円です。
主な活動として、未来のビジネスシーンの実現とお客様に更なる価値を提供する製品・サービスの創出に向けた新たなコア技術(IPネットワーク技術およびAI技術)の確立ならびに地球規模の環境対策に活かすべく新規樹脂技術の製品実用化に向けたR&Dに取り組みました。
主な取り組みとして、IPネットワーク技術は「BLE5.1の方向検知をベースとした位置特定技術」、AI技術は「感情認識AIの技術検討」、新規樹脂技術は「バイオマスプラスチック・リサイクルプラスチックの技術検討」を進めました。
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