サイボー 【東証スタンダード:3123】「繊維製品」 へ投稿
企業概要
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理
当社グループは持続可能な社会の実現と中長期的な企業価値向上の両立に向け、取締役会においてサステナビリティを巡る取組みについての基本的な指針となる「サステナビリティ方針」を策定しております。当社グループのサステナビリティ方針は次のとおりであります。
サイボーグループ サステナビリティ方針 私たちサイボーグループは、 ・環境・社会の課題解決を見据えた新たな製品・サービスの提供による価値創出を図り、社会とともに持続的成長を目指します。 ・地域に根ざした事業活動・社会活動により、少子高齢化社会においても「安心・安全・健康」で住みやすいまちづくりに貢献します。 ・次世代にバトンをつなぐべく、環境負荷の低減や資源の効率的・循環的利用により、健全な地球環境の保全に努めます。 ・企業価値向上の源泉となる社員・役員人材の多様性を尊重し、一人ひとりの能力が最大限発揮できる職場環境の整備や人材育成に取り組みます。 ・すべての人びとの尊厳が守られる社会の実現に向け、企業活動や職場における人権に対する意識を高く持ち、人権侵害の未然防止に努めます。
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サステナビリティに関する課題を検討・協議する場としては、社内取締役が出席する主要な会議において、当社の事業領域や地域特性、保有資産等のリソース及び社会のニーズ等を勘案した事業の新たな取組みやその進捗状況について定期的に協議しております。その協議内容を踏まえ、取締役会において各部門の業務執行取締役等により適宜必要に応じ、サステナビリティに関するリスク及び機会の識別・評価についての報告事項や協議事項が諮られ、取締役会はそうした審議を通じ必要な助言や意見を行う等、サステナビリティへの取組に対して関与・監督しております。
(2)戦略
当社グループの持続的な成長と企業価値の向上のため、繊維事業では環境と社会に配慮した製品の供給を中核に据え、環境配慮型素材や抗菌防臭機能の開発及び製品化に取組んでおります。
また、不動産活用事業やゴルフ練習場事業は地域密着型の事業モデルであり、地域活性化に寄与する賃貸施設の開発や健康で住みやすい地域環境への貢献を目指し、当社グループが賃貸する大型商業施設や運営するゴルフ練習場への安定した集客や賃貸医療施設の拡充により、それら施設の資産価値の向上に繋がると考えております。
このような各事業における戦略を実践するためには、人材の多様性や育成が重要であると認識しており、採用面では男女、中途採用の区別なく取り組むと共に、役職員一人ひとりの能力が最大限発揮できる職場環境の整備や人材育成を推進するため、人事、教育に関する各種規定を定め運用しており、公平な育成、研修機会の確保や管理職登用を可能としております。これらの規定が実効的に運用されるよう引き続き社内への啓発に努めてまいります。
(3)指標及び目標
サステナビリティに関する目標は、現状に対して漸次改善を目指しており、具体的な指標については数値化が難しい事項があるため定めておりません。目標の数値化については今後の課題として検討を進めてまいります。
なお、人的資本に関しては、当社では性別、国籍、職歴にとらわれない公平・適正な人事制度により管理職登用を行っており、また当社の従業員数が多くない状況であることから、数値目標を定めておりません。
管理職の多様性確保に向けた取り組みとしては、当社は属性にとらわれない人材の採用を積極的に行っており、現状では女性、外国人、中途採用者の全従業員(56人)に占める各割合は、女性41%(23人)、外国人4%(2人)、中途採用者30%(17人)であります。また、人事・教育制度に関する各種規定を定め、社員一人ひとりの自己啓発を促し、管理職となるための人材育成体制をとっているとともに、働きやすい社内環境の整備、育児や介護に関する規定を設けるなど、多様な人材の管理職登用を見据えた対応を実施しております。
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