コスモスイニシア 【東証スタンダード:8844】「不動産業」 へ投稿
企業概要
当社は、取締役会での協議を経て、中長期的な企業価値の向上に向けてMission『「Next GOOD」お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』を定めており、中長期の成長実現にむけて2022年5月に「中期経営計画2026」(2022年度〜2026年度)を策定し、公表しています。
(1)ガバナンス
「中期経営計画2026」の基本方針を「事業・財務基盤の強化」「新たな事業創造」「ESG経営の実践」と掲げ、取締役会において中期経営計画・年度計画の実行モニタリングを行うこととしております。そのため、経営管理本部長、建築本部長を担当役員とする、部門横断のプロジェクト組織ESGプロジェクトを組成し、全社のESGへの取り組みの推進・モニタリングを実施しています。また、執行役員及び各事業部・部門の組織長等により構成される「戦略方針確認会議」にて、事業環境の予測、マクロ市場動向の意見交換、エリア別の市場変化、各事業の戦略に加えて、各事業に置けるESG取り組み具体案を確認・共有しております。
(2)戦略
「中期経営計画2026」の基本方針を「事業・財務基盤の強化」「新たな事業創造」「ESG経営の実践」と掲げ、ESG取り組み方針を、以下のとおりに定め、サステナビリティを巡る課題に対し積極的に取り組んでまいります。
Environment:環境負荷の低い建物・都市生活づくり
・新築マンション全住戸ZEHの実現
・リノベーションマンション販売・収益不動産等販売における中古ストック再生の取り組みのさらなる強化
・環境負荷の低い都市生活につながる商品・サービスの創造
Social:人と人との温かなつながりにあふれる豊かな都市生活づくり
・コミュニティ形成、子どもの成長や子育てを支援する商品・サービスの創造
・当社独自の働き方改革(WSI※)のさらなる推進 ※WSI:Work Style Innovation
Governance:さらなる成長の基礎づくり
・多様な事業ラインアップに対応し、継続的な事業成長を支えるリスク管理機能とコーポレートガバナンスの継続強化
また、2024年3月期からは、これまで実施してきた取り組みを継続することに加えて、当期純利益の2%程度をESGへの投資予算に充てるとともに、ボランティア等を含めた人的支援や、当社の強みや商品サービスを活かした効果的な取り組みとなることなどもめざしてまいります。
人的資本は特に重要な経営資源と考え、ビジネススキル・リーダーシップなどの能力を高める研修や自主的な学びを支援する制度、子育て支援制度、各種の休暇制度など、従業員が長く安心していきいきと働ける環境づくりに取り組むとともに、当社の強みの一つとして価値創造と生産性の向上に向けて、上記に記載の当社らしい働き方改革「WSI(Work Style Innovation)」の継続を掲げ、推進しています。
(3)リスク管理
当社は代表取締役社長を委員長とし、各事業部、子会社の責任者を委員として構成する「グループリスク管理委 員会」を開催し、各事業部、子会社におけるリスクの抽出、評価、対応策の検討を実施しております。(当事業年度においては12回開催)
事業等のリスクや、中長期的な機会を踏まえて、取締役会における中期経営計画及び年度計画の策定・モニタリングを行っております。
(4)指標及び目標
環境負荷の低い建物・都市生活づくりの一環として、新築マンション全住戸ZEHの実現を目標として掲げております。
人的資本に関して、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく指標・数値に関しては、「5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。なお、当社は各指標の向上を目標としております。
従業員が長く安心していきいきと働ける環境づくりの一環として、健康経営を掲げ、その目標及び指標と進捗状況をHPにおいて開示しております。なお、経済産業省が創設し日本健康会議が認定する優良な健康経営を行う企業「健康経営優良法人2023」に、当社は2023年3月8日に認定されております。2021年から3年連続で認定となり、客観的な指標として同制度の継続的な認定を目標としております。
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