キングジム 【東証プライム:7962】「その他製品」 へ投稿
企業概要
当連結会計年度の研究開発活動につきましては、多様化する法人向け、個人向けのニーズを先取りした情報関連用品の開発を目的として、常に新しいメカニズム・素材・技術等につき研究、開発を行っており、当連結会計年度は研究開発活動に対して総額 6億 4,008万円を投入しました。
当連結会計年度中の主な新製品開発の成果は、次のとおりであります。
(1)文具事務用品事業
①ステーショナリー
ステーショナリーの研究活動は、「ファイル」事業につきましては、顧客視点に立った商品のラインアップの強化に取り組みました。ショットノートを代表とする「デジアナ文具」につきましては、商品の投入を積極的に行ってまいりました。
ファイル事業では、キングファイルシリーズのラインアップとして業界最大とじ厚の「キングファイルスーパードッチ特厚」や、新機構とじ具によって最大100mmまで背幅を自在に伸ばせる「背幅伸縮ファイルクイックイン<PP>」を開発いたしました。また、ミーティング時にノートと一緒にスマートフォンを持ち歩く習慣が増えていることから、大きなポケットにスマートフォンや筆記用具を収納できる「ノートカバーアンティーク」を開発いたしました。
ショットノート関連では、お客様の要望も取り入れながら「メモパッドタイプ」や「ツインリングタイプ」、「貼ってはがせるタイプ」、「ルーズリーフタイプ」、「ホワイトボードタイプ」などのアイテム拡充を行い、現在6種類33アイテムのラインアップとなっています。さらにショットノートに続く新規商品として、手書きのノートをデジタル化できる「スキャンノート」を開発いたしました。
キングジムでは、「ショットノート」や「スキャンノート」といった“デジタルとアナログをつなぐ次世代文房具” を「デジアナ文具」と定義し、今後も新たな商品を開発することにより一層の市場拡大を図ってまいります。
②電子製品
電子製品の研究活動は、ラベルライター「テプラ」事業につきましては、成熟期マーケティング(新規顧客/使用増)の徹底、顧客視点に立ち、コストパフォーマンスと異なる「新たな競争軸」をテーマに商品展開を強化してまいりました。さらに「デジタル文具」商品の投入を積極的に行ってまいりました。キングジムでは、今後も独創的でお客様に喜ばれる新製品の開発を行い、市場に投入してまいります。
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