イオン 【東証プライム:8267】「小売業」 へ投稿
企業概要
当社グループ(当社及び連結子会社)では、積極的な経営戦略に基づいて立地環境の変化に対応した店舗の統廃合を進めています。当連結会計年度はGMS事業、ディベロッパー事業を中心に全体で408,901百万円の設備投資を実施しました。
GMS事業においては、7店舗の新規出店、9店舗の閉店を実施するとともに、それぞれの商圏の特性に合わせた既存店舗の改装等に努め、設備投資額は75,957百万円となりました。
SM事業・DS事業においては、SM事業の新規出店42店舗、閉店32店舗、DS事業の新規出店6店舗、閉店24店舗と、継続的な出店と不採算店舗の閉店により各エリアにおける収益力の強化を進めるとともに、「まいばすけっと」は積極的な出店により1,119店舗とする等、設備投資額はSM事業では66,063百万円、DS事業では5,274百万円となりました。
ヘルス&ウエルネス事業においては、ウエルシアホールディングス㈱及び同社連結子会社全体で102店舗の新規出店、40店舗の閉店を実施し、出店エリアの拡大とドミナント強化に積極的に取り組み、設備投資額は23,172百万円となりました。
総合金融事業においては、イオンフィナンシャルサービス㈱や㈱イオン銀行等の総合金融事業会社が、お客さまの利便性向上及び営業基盤を強化するための投資を継続して実施したこと等により、49,562百万円の設備投資となりました。
ディベロッパー事業においては、イオンモール㈱及び同社連結子会社が国内で新規SC(ショッピングセンター)を4箇所開設、既存SCを13箇所リニューアルするとともに、海外で新規SCを1箇所開設したこと等により、設備投資額は国内では62,098百万円、海外では54,648百万円となりました。
サービス・専門店事業においては、㈱イオンファンタジーによる新規出店や既存店の改装及び遊戯機械の入替投資等により、設備投資額は25,995百万円となりました。
国際事業においては、GMS1店舗(マレーシア)、SM14店舗(中国4店舗、タイ2店舗、ベトナム6店舗、カンボジア1店舗、インドネシア1店舗)の出店等により、設備投資額は23,767百万円となりました。
その他事業においては、デジタル事業等において、16,082百万円の設備投資を実施しました。
純粋持株会社及び商品供給等を行っている会社においては、6,278百万円の設備投資を実施しました。
なお、所要資金については、自己資金、借入金等によっています。
また、当連結会計年度において、店舗設備等に係る減損損失45,848百万円を計上したほか、競争力が低下した店舗の閉鎖や不採算事業の整理を積極的に行い、固定資産除却損3,716百万円及び店舗閉鎖損失3,795百万円等を計上しました。さらに、閉店の意思決定をした店舗については、当連結会計年度に店舗閉鎖損失引当金繰入額11,150百万円を計上しました。
当連結会計年度における主な設備の売却は、以下のとおりであります。
| 会社名 | セグメント | 事業所名 | 所在地 | 設備の内容 | 帳簿価額 |
売却 | イオンモール㈱ | ディベロッパー | イオンモール名取 | 宮城県名取市 | 建物・器具備品等 | 12,210 |
なお、上記設備投資額は支払ベースの金額であり、無形固定資産、長期前払費用及び差入保証金を含めて記載しています。
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