企業兼大株主アステリア東証プライム:3853】「情報・通信業 twitterでつぶやくへ投稿

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生成AIでデータ活用を次のステージへ!ビジネス利用を促進する…link.gif 2025年04月17日 12時00分

AIエージェント、DeepSeek、Deep Research…2025年も生成AIの進化が止まらず、関連ニュースが話題を集めています。日々発信される新しい情報を追うだけでも大変で、業務に適用するのはハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか? 企業の現場では、生成AIの活用が求められているものの、「何から手をつければよいかわからない」「社内データが整備されておらず活用が難しい」「無料ツールの利用による情報漏洩リスクが心配」と悩まれるケースが増えています。 そこで本セミナーでは、最新の生成AIトレンドや活用シーンを押さえつつ、社内データを有効活用するRAG(Retrieval-Augmented Generation)について解説しました。企業が実践できる具体的なアプローチとして、プログラミング不要なノーコードツールを利用した構築方法やメリット・デメリットも合わせてご紹介しておりますので、「自社で生成AIを安全かつ効果的に活用する方法」を知りたい方は必見の内容です。 本レポートは、2025年3月26日に開催したオンラインセミナー「生成AIでデータ活用を次のステージへ!〜ビジネス利用を促進する鍵とは?」の内容をもとに、以下のポイントを解説します。 生成AIの最新動向 企業での活用動向 生成AIの導入手法と技術的要素 生成AIの活用事例 ビジネス利用を促進する鍵 本セミナーはオンデマンド配信中です。こちらからご覧いただけます。 生成AIの最新動向 生成AIの最新動向として、DeepSeekの登場とその影響、AI検索エンジンの進化、AIエージェントの概念と応用例についてご紹介します。 DeepSeekショック 2025年初頭の大きなニュースとして「DeepSeek R1」のリリースが話題となりました。内容の詳細まではわからずとも、名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。DeepSeek R1は、無料(MITライセンス)で商用利用が可能です。性能はOpenAIの「o1」に匹敵すると言われています。Web検索、「深く考える」機能、写真OCR、画像OCR、ドキュメント添付などの機能を持ち、トレーニングコストがo1の約3%という報道も衝撃を与えました。関連株式の大幅な下落もニュースとして話題に挙がった要因のひとつではありますが、今後の生成AIに大きく貢献するであろう「強化学習」と「蒸留」という技術も注目に値します。 DeepSeekについて詳しく知りたい方は、以下のサイトに別途記事を上げておりますので、ご覧になってください。 DeepSeek を専門家が技術解説! 生成AI開発における2つの大きな可能性 | in.LIVE(インライブ)| 技術と人をつなぐテックメディア AI検索エンジン 生成AIのサービスのひとつとして「AI検索エンジン」と呼ばれるものが2024年後半から登場しはじめています。Perplexity、Genspark、FeloなどWebを検索し、レポート形式でまとめてくれるサービスなどもリリースされており、制限はあるものの無料で利用可能なツールとして人気を博しています。 Perplexity:Softbankと提携し、Softbankモバイルのユーザーは有料コースを1年間無料で利用可能です。「スペース」機能により、手持ちのファイルを読み込ませて簡易的な専用チャットを作成できます。 Genspark:「エージェント機能」とよばれるブラウザーを閉じてもバックグラウンドで動作する機能で、時間をかけて内容を精査するファクトチェックなどが特徴です。現在はベータ版として、すべての機能が無料で利用できます。 Felo:日本発のAI検索エンジンで、Web、SNS、論文検索などが選択できます。「トピック集」機能により、調査結果や読み込んだドキュメントからチャットを作成できます。 AIエージェント AIエージェントは、「特定の目的」のために必要なシステムと「連携」しながら「自律的」に処理を行ってくれるAIシステムです。 AIエージェントは設定された目的を果たすため、自ら細かなタスクを作成、必要なシステムを利用しつつ処理をこなします。目的を持っていない汎用的なものは現時点ではAIエージェントと呼ばれていないことが多いようです。 またAIは学習過程で学んだ範囲から逸脱する内容には答えてくれませんが、外部との連携でこれを克服します。Webの検索などが連携先として代表的ですが、様々なサービスや社内のDBやシステムとの連携も必要であれば利用するのがAIエージェントです。 利用用途としては、議事録自動作成〜承認フローの申請や、スケジュール作成〜チケットの手配、調査実施をしてのレポート作成など、多岐にわたって応用できます。 OpenAIからはSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)がリリースされているため、自社システムにAIエージェントや、その一部の機能を追加実装することも可能になり、今後多くのサービスや社内システム構築案件でAIに関する機能追加が予想されています。 企業は生成AIをどう使っている? 実際、生成AIはどのような業務で使われているのでしょうか? 企業における生成AIの活用状況は総務省の「令和6年版情報通信白書」(*1)によると、下図のように多岐にわたっていることがわかります。特に、議事録生成や資料作成の補助など、社内の事務的な仕事での活用が目立っています。 よく聞く活用事例として、社内の資料を読み込ませたチャットボットの作成や、音声情報から会議の議事録の作成、プログラムの開発現場ではエラーの修正箇所や修正方法の提案などがあります。 *1 出典:「令和6年版情報通信白書」内の「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」 導入手法と技術的な解説 企業内データを活用するには 企業情報の活用方法として、RAG(Retrieval Augmented Generation:検索拡張生成)が注目されています。RAGはAIモデルに直接学習させるFine-Tuning等の方法に比べて、環境の準備やコスト等の面でメリットがあり、企業の関心が寄せられている技術です。 RAGはユーザーから入力された質問に対して、社内のデータベースで関連情報を検索し、アプリケーションに提供します。アプリケーションは事前に学習したデータとデータベースから提供された情報を組み合わせてLLM(Large Language Models:大規模言語モデル)に提供することで、回答を出力します。 RAGを利用すると、生成AIの利用で懸念されるいくつかのデメリットを軽減することができます。企業で生成AIを利用するにあたって大きな懸念となるのが、情報の流出、漏洩といった問題です。RAGは社内に置くVectorStoreと呼ばれるデータベースに情報を入れておく仕組みなので、すべてが流出するわけではありません。また、特定のLLMに依存する仕組みでもないため、例えばOpenAIのLLMからGoogleのLLMに切り替えることも容易に行うことができます。新しいLLMがリリースされればいち早く切り替えることで簡単に性能の向上を見込むこともできます。 RAGの導入手法 RAGを利用するには、何らかの開発が伴います。画面系であるユーザーインターフェースの準備や、LLMやVectorStoreの選定、アプリケーション部分のプログラム作成など、多岐にわたります。 データベース、VectorStoreに関しては選定して環境を準備するだけではなく、入れ込むデータの準備も必要となります。VectorStoreはその名の通り、ベクトル形式のデータを保存しておく仕組みです。最終的には先ほどの説明のようにプロンプトへ参考情報として差し込むため、あまり長すぎる文章では効率が良くないため、チャンクと呼ばれる単位に分割します。分割したチャンクは情報をベクトル化し、意味合いの近しいものが近似値になるような変換を行って保存しておきます。 データをベクトル化して保存するVectorStoreには、様々な製品・サービスが存在します。特徴も多様な製品があるため、用途に合わせて選定する必要があります。 RAGの構築には、LangChainなどのフレームワークや、ReactなどのUI環境がよく使われます。ノーコード環境(プログラミング言語での記述ではなく、直感的な操作でアプリケーションの開発が可能なサービス)としてDify等も便利です。 実際の環境構築としては、比較的簡単なノーコード環境と本格的な社内RAGシステムの幅があり、自社のリソースに応じて検討する必要があります。ノーコード環境の一例である「Dify」では、VectorStoreやEmbedding、入力画面がセットになっているためAWSなどのプライベートクラウド上に構築する方法が一般的です。 本格的な社内RAGシステムでは、製品選定やプログラム作成に多くの工数が必要となり、LLMを置くサーバーにはGPUが必須で導入コストが高額になります。 RAG環境を設置して終わりではありません。実務で使えるレベルにするために、RAGの精度は重要です。精度を高めることで曖昧な内容を質問しても実用的な回答を得やすくなり、社内でのAI活用が促進されます。 RAGの精度を高めるためには、複数の方法を試行錯誤しつつ進めていく必要があります。プロンプトやロジックの見直しの他、読み込んでいる社内文書の見直しが必要になることもあります。また、「よくある質問」を追加の情報として作成するのも精度の向上に貢献する方法です。 ノーコードツールとは? ノーコードツールは、プログラミング言語でコードを書かずにアプリを作成できるツールです。DifyやLangFlowなどの生成AIに関連するノーコードツールが多くリリースされています。これらのツールを使うことで、技術者やプログラマーでなくとも、プロンプトの変更やLLMの変更などを試行錯誤しながらシステムの品質向上を図ることができます。 生成AIの活用事例 ユーザー交流サイトで質問応答 生成AIを活用した事例についてご紹介します。 弊社ではユーザー交流サイト「Asteria Park」にて、自動質問応答の仕組みを実装しています。定期的に書き込みを取得し、回答を生成することで、ユーザーの利便性を向上させています。 ユーザーサイトでは、Difyで作製したAIアプリケーションとユーザーサイトを仲立ちする連携をデータ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリアワープ)」で実現しています。Difyではどうしても足りなくなってくる機能やデータを格納する際の加工変換など、20年のナレッジと1万社以上の導入実績を誇るASTERIA Warpを使うことで補完した仕組みとなっています。 まとめ〜ビジネス利用を促進する鍵とは〜 生成AIのビジネス活用として真っ先に思いつくであろう「社内情報を使った独自チャット」を実装するため、注目されている「RAG」ですが、実際に構築するためには知識や準備が必要です。お持ちの社内情報がそのまま使えず、大きく変換する必要もあるかもしれません。また、環境構築しても社内利用が促進されないといった問題も散見されます。 これらを解決するひとつの鍵がノーコードツールと考えられます。RAG構築を予め考慮されたツールもあり、ある程度のリテラシーや知識は必要となりますが、プログラム知識までは必要としません。また、構築後、品質向上の試行錯誤にも画面操作で対応できるノーコードツールが活躍します。 ひとつのツールですべて解決するとも限らないので、用途に合わせてツールを使いこなしていくこともポイントのひとつでしょう。 一番避けたいのは開発会社に丸投げすることです。構築して終わりではないため、自社の品質向上には自社の人間が携わるようにし、継続的にメンテナンスを行うことが必要です。利用する社員側もリクエストが反映されれば当事者意識が芽生えてきます。会社全体で携わって良くしていこうという会社が生成AI導入の成功を収めています。 本セミナーで紹介したASTERIA Warpは、ノーコードでシステム間のデータ連携や前処理を実現できるツールです。また、アステリアでは生成AIの業務活用を支援する「AI活用変革センター(AITUC)」を設立し、導入支援やPoC設計など幅広くサポートしています。詳細は以下よりご覧ください。 「ASTERIA Warp」の詳細はこちら 「AI活用変革センター」の詳細はこちら 本セミナーはオンデマンド配信中です。セミナー内ではデモも行っておりますのでぜひご覧ください!

データ変換ツールを使ったデータ連携とは?選び方も解説link.gif 2025年04月10日 14時16分

企業が自社の保有するデータを分析・活用する際、社内に散在するさまざまなシステム間のデータを連携することが求められます。しかし、異なるフォーマットや文字コードなどで保管・管理されているデータを手作業で変換・連携処理することは課題も多く、容易ではありません。 そこで、スムーズなデータ連携を実現させるためには、「データ変換ツール」を活用して効率的に事前処理を進めることが一般的になってきました。 ただし、データ変換ツールには多くの種類があり、データ連携の目的や用途によって最適なツールを見極める必要があります。 本記事では、データ変換ツールの種類やメリットを分かりやすく解説し、選び方のポイントもご紹介しています。 【関連記事】データ活用/分析における現状の課題・ツール・サービス導入状況が明らかに!?【2024年3月|利用実態調査結果】 データ変換ツールを活用したデータ連携とは 通常、企業内に点在しているデータ形式や構造が異なるデータを連携するためには、データの取得・変換・登録などの作業が必要です。しかしこれらを手作業で行う場合、膨大な時間と手間がかかるだけでなく、打ち間違いや変換ミスなどの人的ミスが発生する原因にもなります。そこで有効となるのが、データ変換ツールの活用です。 以下では、データ変換ツールを活用したデータ連携の方法として、代表的なツールであるETL、EAI、RPAについて、それぞれの特徴を詳しく解説します。 ETLツールを活用する ETLとは、データを「抽出(Extract)」「変換(Transform)」「書き出し(Load)」というプロセスの略称で、大量のデータを集約・統合するのに適しているツールです。 例えば、営業・経理・マーケティングなど複数の部門が管理する売上データを一元化し、BIツール(ビジネスインテリジェンス)で分析する場合に活用されます。 異なるデータベースやフォーマットのデータを変換し、統一フォーマットに整えることでデータの品質を向上させ、分析やレポート作成がスムーズになります。そのため、データウェアハウス(DWH)と組み合わせて利用されるケースが多いのも特徴です。 【関連記事】ETLでデータを徹底的に活用!高機能ETLで実現するデータ分析基盤構築のポイントと事例 EAIツールを活用する EAI(Enterprise Application Integration)は、システム同士をリアルタイムで接続し、データのやり取りを行うツールです。 最大の特徴は「アダプター機能」を備えている点です。アダプターとは、異なる形式のシステムやデータベース、クラウドサービス同士を容易に接続する連携モジュールを指します。これにより各システムのインターフェースやプログラムを個別に開発することなく、異なるシステム間でのデータ連携を簡単に実現できます。 ETLとの違いは、データ処理のタイミングです。ETLがデータを一旦集約・変換し、あとから活用するのに対し、EAIは即座にやり取りする仕組みになっています。 そのため、在庫管理システムとECサイトの注文データを即時に連携し、在庫切れや販売ミスを防ぐといった用途に適しています。 RPAツールを活用する RPA(Robotic Process Automation)は、業務プロセスを自動化するためのツールです。 データ入力やファイル操作などの定型業務をソフトウェアロボットが代行することで、作業時間の短縮や人的ミスの削減が可能になります。 データ変換の機能も備えていますが、あくまで業務自動化が主な目的のため、データ変換に特化しているわけではありません。 そのため、「変換元のデータが複数ある」「変換ルールが複雑」といった場合には、RPAだけでは対応しきれないケースもあります。 例えば、RPAを使ってExcelの請求書データを会計システムに自動入力することは可能ですが、複数のデータソースを統合するような高度な処理には向いていません。 よって、RPA単独ではなく、ETLやEAIと組み合わせて利用するのが一般的です。 【関連記事】RPAツールの課題を解決して業務自動化を推進する方法 データ変換ツールが実現するデータ連携 データ変換ツールを導入することで、企業全体でのデータ連携がより効率的に進むようになります。ここでは、具体的にどのような利点があるのかを解説します。 データ品質の劣化を防ぐ システムに手作業でデータを入力すると、入力ミスや表記ゆれが発生しやすくなり、データの整合性が崩れるリスクがあります。 例えば、顧客名が「株式会社A」と「(株)A」と異なる表記で登録されると、同じ企業なのに別データとして扱われてしまうでしょう。 データ変換ツールはCSVやExcel、Oracle、SQL Serverなどさまざまな種類に対応しており、フォーマットが異なっていても自動的に統一します。データの一貫性が保たれ、正確な管理が可能になるだけでなく、業務の効率化やデータ分析の精度向上にもつながります。 【関連記事】マスターデータ管理(MDM)とは?メリットや進め方、導入事例をご紹介! データ収集のコストを抑える 複数のシステムから必要なデータを手作業で集めるのは、時間もコストもかかる非効率な作業です。 また、データの抽出や変換をエンジニアに依頼したり、外部のベンダーにカスタマイズを依頼したりすると、その都度高額な開発コストが発生してしまいます。 データ変換ツールを導入すれば、ワンクリックでデータの収集・変換を自動化できるため、作業時間を大幅に短縮し、費用的負担も軽減できます。 【関連記事】サイロ化したデータはどのように収集する?データ収集の種類・課題・事例を踏まえて解説 データ統合から分析まで一元化 データ変換ツールには、フォーマット変換だけでなく、データの抽出・加工・統合・出力までを一括で処理できるものもあります。 営業・マーケティング・経理部門が別々のシステムを使っている場合でも、データ統合からリアルタイムでのデータ分析や予測が可能になり、意思決定の精度も向上します。 【関連記事】社内各所に散財する顧客データ、MAツールとの連携で効果的なマーケティングの仕組みを構築するポイント データ連携に役立つデータ変換ツールの機能 データ変換ツールの代表的な機能をまとめました。 機能 説明 マッピング機能 異なるデータソースやフォーマットのデータを紐づけし、統一フォーマットで管理できるようにする。 重複除去機能 データの重複を検出し、一つのデータに統合することで、データの正確性を向上させる。 文字コード変換機能 Shift_JIS、UTF-8、EBCDICなどの異なる文字コードを適切に変換し、システム間の互換性を確保する。 出力設定機能 条件に応じてデータの出力方法を変更し、必要な形式でデータを取り出せるようにする。 エラー制御機能 エラーが発生した際の処理方法を設定し、自動修正やログ記録などの対応を行う。 データ変換ツールの選び方 データ変換ツールには多くの種類があり、自社の業務環境や目的に合ったものを選ぶことが重要です。 導入後に「思ったように使えなかった」と後悔しないためにも、以下のポイントを踏まえてツールを選定しましょう。 接続先(コネクタ)は豊富か データ変換ツールは、データベースやクラウドストレージ、業務アプリケーションと連携できるようになっています。 しかし、ツールによって対応範囲が異なるため、利用中のシステムと連携できるかを事前に確認しておきましょう。 また、将来システムを拡張する可能性も考慮し、接続可能なコネクタやアダプタの種類が豊富なツールを選ぶことをおすすめします。 操作は分かりやすいか 直感的に操作できるインターフェースであれば、情報システム担当者だけでなく現場の担当者でも活用しやすくなり、業務の効率化がさらに進みます。 特にノーコード・ローコード対応のツールであれば、専門的な知識がなくても簡単にデータ変換の設定ができるため、初心者でも扱いやすいのがメリットです。 利用規模と一致しているか 小規模なデータ連携であれば、無料版やシンプルな機能のツールでも十分に対応できる場合があります。しかし、大規模なデータを扱う場合は、複数のシステムを統合できるエンタープライズ向けのツールが必要になります。 また、長期的にデータ量が増加することを想定することも重要です。スケーラビリティ(拡張性)が高いツールを選ぶことで、買い替えや再構築のコストを抑えることができます。 予算に合っているか データ変換ツールの料金体系には、「月額定額制」と「従量課金制」の2種類があります。 月額定額制は毎月一定額で利用するタイプです。データ量や処理回数が多い企業に適しており、コストの見通しが立てやすいのが特徴です。 一方で、従量課金制は使った分だけ料金が発生する仕組みのため、小規模なデータ変換を行う企業や使用頻度が低い場合にコストを抑えやすいメリットがあります。 サポートは手厚いか 海外製のツールは、マニュアルやサポート対応が英語のみの場合もあります。一方、国産ツールであれば、日本語のマニュアルやサポート窓口が充実していることが多く、安心して運用を進められます。 特に初めて導入する場合は、設定や運用時の不明点をすぐに解決できるかどうかを確認しておきましょう。 データ変換にも対応!データ連携ツール国内シェアNo.1「ASTERIA Warp」 数あるデータ連携ツールの中でも、多くの企業に選ばれているのが「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」です。 選ばれる理由は、プログラミング不要で直感的に操作できる点、豊富な接続先、低コストで導入できる手軽さにあります。 ここでは、ASTERIA Warpの特長をご紹介します。 コードを書かずに開発可能 ASTERIA Warpはノーコード対応のため、プログラミングの知識がなくても簡単にデータ連携を構築できます。現場の担当者でも直感的に操作できるため、開発期間を大幅に短縮できるのが大きな強みです。 さらに、「Asteria Park」や「DevFes」などのユーザーコミュニティやイベントが充実しており、情報交換がしやすい環境が整っています。困ったときにも、実際の活用事例を参考にしながら解決策を見つけやすい点も魅力の一つです。 100種類以上の接続先 ASTERIA Warpは、100種類以上のシステムやクラウドサービスとの接続が可能です。例えば、以下のようなツールと連携できます。 Google Workspace Salesforce kintone Tableau Box Slack Excel 既存のシステムやクラウドサービスと柔軟に連携できるため、業務の自動化・効率化・データ活用をスピーディーに実現します。 月3万~、低コストで導入 ASTERIA Warpには5種類のプランがあり、「ASTERIA Warp […]

2024年度ランキング発表!ホワイトペーパー・事例・ブログの人…link.gif 2025年04月03日 12時13分

2024年度ランキング発表!ホワイトペーパー・事例・記事 <2024年度>ホワイトペーパー1位 API導入前に押さえておきたい勘所! Web APIによるデータ連携デザインパターンとツール活用 <2024年度>導入事例1位 VAN/EDIと基幹システムをシームレスに連携し、人的コストを大幅削減 [オリオンビール株式会社 様] <2024年度>ブログ記事1位 MDMコラム[入門編]マスターデータ管理(MDM)とは?メリットや進め方、導入事例をご紹介! 新着記事 バクラクシリーズと連携して請求書発行を自動化してみた 新着ニュース 自治体DX支援を手掛けるジャパンシステムと販売代理店契約を締結 あらゆるシステムとServiceNowをWarpで連携 新着ニュース SI&CがASTERIA Warp用「Data Cloudアダプター」提供開始!Salesforce Data Cloudとのデータ連携をノーコードで実現 イベント・セミナー情報 4月以降も多数の人気セミナーを開催予定!申し込み受付中のイベント・セミナー一覧はこちら           *<2024年度>ランキング発表* 2024年4月から2025年3月までで最も多く閲覧された「ホワイトペーパー・動画・事例・ブログ」のTOP3を一挙ご紹介。見逃していた方、もう一度ご覧になりたい方も、ぜひチェックしてみてください。 ホワイトペーパーDL【TOP3】 <不動の人気1位> API導入前に押さえておきたい勘所! Web APIによるデータ連携デザインパターンとツール活用 本記事では、さまざまなクラウド上のユニークなサービスが出てきている今、APIを使ったデータ連携で何ができるようになるのか、どんな代表的ユースケースがあるのか、そしてユーザー企業やシステムインテグレーターがよりAPIを利用しやすくするためのツール活用について見ていきます。 <目次> 1.Web APIとは? 2.APIがもたらす拡張されたデータ連携の価値 3.実は進んでいないデータ連携 4.Web API利用の難しさ 5.API連携ツールの活用がAPI利用拡大のカギに 6.API連携をサポートするツール例 7.Web API連携のパターンと利用シーン 8.Appendix:データ連携ツール“ASTERIA Warp” 製品を利用した   WEB API 連携 ホワイトペーパーを読む <2位> 業務効率化・データ活用事例をまとめ読み 「ASTERIA Warp 事例集」 資料を読む <3位> データ活用をいち早く進めるための “API”取扱説明書 資料を読む ホワイトペーパー一覧はこちら>>       <2024年度>導入事例【TOP3】 <事例1位> VAN/EDIと基幹システムをシームレスに連携し、人的コストを大幅削減 [オリオンビール株式会社 様] 事例を読む <事例2位> 自治体のDX人材を育成!県庁内業務をノーコードで改善 [沖縄県 様] 事例を読む <事例3位> Box連携で電子帳簿保存の効率化と検索性の向上を実現! [トヨタ自動車北海道株式会社 様] 事例を読む 導入事例一覧はこちら>>       <2024年度>ブログ記事【TOP3】 <ブログ1位> MDMコラム[入門編]マスターデータ管理(MDM)とは?メリットや進め方、導入事例をご紹介! 記事を読む <ブログ2位> 多くの企業で行われる「Excel(エクセル)による台帳管理」 課題や効率化のヒントとは? 記事を読む <ブログ3位> DXが進まない理由トップに挙げられる「人材不足」の現状とIT人材不足の対策方法 記事を読む ブログ一覧はこちら>>       新着記事・ニュース バクラクシリーズと連携して請求書発行を自動化してみた [株式会社SI&C 様寄稿記事] 記事を読む <プレスリリース> 自治体DX支援を手掛けるジャパンシステムと販売代理店契約を締結。あらゆるシステムとServiceNowをWarpで連携 […]

バクラクシリーズと連携して請求書発行を自動化してみたlink.gif 2025年04月01日 15時43分

はじめまして、株式会社SI&CでASTERIA Warpの開発リーダーを務めている小林です。今回は、バクラクシリーズとASTERIA Warpを活用した請求書発行の送付先取り込みの自動化についてご紹介します。 企業の経理業務において、請求書発行やその送付先の管理は重要な業務の一つです。しかし、手作業による管理ではミスや工数が増えるため、自動化が求められています。本記事では、クラウド経費精算・請求書管理ソリューションである「バクラクシリーズ」と、データ連携ツールである「ASTERIA Warp」を活用し、請求書発行の送付先取り込みを自動化する方法を紹介します。 連携のメリット 本連携を実装することで、以下のメリットが得られます。 作業時間の削減:手動での送付先情報登録が不要になり、業務効率が向上 ミスの削減:CSVファイルを自動でアップロードするため、ヒューマンエラーを防止 柔軟な運用が可能:ASTERIA Warpを用いることで、他システムとの連携やデータ変換の拡張が容易 バクラクシリーズとは バクラクシリーズは、企業のバックオフィス業務を効率化するクラウドサービス群です。主な機能として以下のようなものがあります。 バクラク請求書受取・仕訳:請求書の受領・処理をデジタル化し支払い業務を効率化 バクラク経費精算:経費申請・承認を自動化し、業務負担を軽減 バクラク電子帳簿保存:電子帳簿保存法に対応し、証憑管理をクラウド化 バクラク請求書発行:請求書の作成・送付をクラウドで簡単に管理 バクラク申請:あらゆる申請業務をデジタル化しペーパーレス化を促進 バクラク勤怠:従業員の出退勤をクラウドで管理し、勤務データを自動集計 バクラクビジネスカード:法人向けクレジットカードと経費管理を一元化 本記事では、特にバクラク請求書発行の機能に着目し、ASTERIA Warpを活用した送付先情報の自動登録方法について説明します。 ASTERIA Warpとの連携概要 ASTERIA Warpは、ノーコードでさまざまなシステムと連携できるデータ連携ツールです。REST APIやデータ処理の機能を活用することで、バクラクシリーズとスムーズに連携できます。 本連携では、請求書発行の送付先情報をバクラク請求書発行へ登録する作業を自動化します。具体的には、CSVファイルをRESTコンポーネントを用いてバクラク請求書発行へアップロードするだけで処理が完了します。 連携手順 送付先情報のCSVファイルを準備 CSV形式の送付先リストを作成します。(ファイル名はtest.csvで設定) ASTERIA Warpのフローを作成 RESTコンポーネントを使用し、バクラク請求書発行のAPIエンドポイントへCSVを送信する処理を作成します。 必要に応じて、CSVデータのフォーマット変換やバリデーションを行います。 RESTコンポーネントでAPIのエンドポイントの設定の画面 取得するCSVの情報を設定(今回はtest.csvを指定) バクラク請求書発行へ送付先情報を登録 実行前のバクラク請求書発行の送付先一覧の画面(送付先の登録なし) ASTERIA Warpのバクラク連携フローを実行 実行後のバクラク請求書発行の送付先一覧の画面(test.csvのレコードを登録) まとめ バクラクシリーズとASTERIA Warpを組み合わせることで、請求書発行業務の自動化が実現できます。本記事で紹介した方法を活用し、請求書送付の効率化を進めてみてはいかがでしょうか。 ASTERIA WarpのRESTコンポーネントを活用することで、シンプルな設定で連携を実現できます。経理業のDX化を検討している方は、ぜひバクラクシリーズの導入とASTERIA Warpでの連携を試してみてはいかがでしょうか。 この記事の内容についてご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちら

株式会社ヒラタlink.gif 2025年03月14日 10時00分

ASTERIA Warpが「データ連携ツール部門」で1位を受賞!~『BOXI…link.gif 2025年03月10日 14時50分

こんにちは。マーケティング本部のユンです。 2025年3月4日(火)に港区産業振興センターホールで開催されたスマートキャンプ株式会社主催「BOXIL SaaS AWARD 2025」にて、ASTERIA Warp(アステリアワープ)が「BOXIL セクション」の「データ連携ツール部門」で1位を受賞しました! BOXIL担当のユンが授賞式に参加させていただいたので、その様子をレポートします。 「BOXIL SaaS AWARD 2025」とは 「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」を運営するスマートキャンプ株式会社が、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。年1回、SaaSの日※を記念し発表しているほか、Spring、Summer、Autumn、Winterの四半期ごとにも、直近の口コミ評価をもとに優れたSaaSを表彰しています。 ※スマートキャンプが独自に定めた記念日で、毎年3月4日です。 表彰は参加したSaaSサービスを評価するための2つのセクションに分かれています。 導入事例セクション:SaaSの導入事例に基づいて審査が行われます。 BOXILセクション:定量的評価に基づく審査が行われ、特に口コミやユーザーからのフィードバックが重要な要素となります。 各セクションで最も評価が高かったサービスが選ばれ、部門1位として表彰されます。 ASTERIA Warpが「BOXILセクション」の「データ連携ツール部門」で1位を受賞! 「BOXIL SaaS AWARD 2025」受賞企業 ASTERIA Warpは、ユーザー様からの評価に基づいて、次の項目でNo.1を獲得しました。 Good Service サービスの安定性 No.1 カスタマイズ性 No.1 機能満足度 No.1 お役立ち度 No.1 使いやすさ No.1 この素晴らしい賞を通じて、改めてASTERIA Warpの価値を再確認することができました。 そして、この受賞は日頃よりご利用いただいているユーザー様のおかげです。心より感謝申し上げます。 「ASTERIA Warp」口コミ一覧 「ASTERIA Warp」紹介ページ 懇親会 授賞式後には、参加者同士の交流の場として懇親会が開催されました。ここでは、各業界のリーダーや多くの企業担当者の方と直接お話しすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。ITやSaaS業界の最新トレンドや課題について意見を交換し、ASTERIA Warpのさらなる成長に繋がる貴重な学びを得ることができました。 受賞企業への感謝の気持ちを込めたギフトとして、お土産に縁起の良いお菓子であるどら焼きまでいただいちゃいました! ASTERIA Warpについて ASTERIA Warpは、『誰でも、もっとASTERIA Warp』をコンセプトに、専門的な知識がなくても利用できるノーコード開発により、様々なシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータ活用を実現するデータ連携ツールです。 ASTERIA Warpについて ASTERIA Warpは、今後も引き続き企業の業務効率化に貢献し続けることを目指します!そして多くの方にASTERIA Warpを知ってもらえるよう、マーケティング担当として気持ちを新たに取り組んでいこうと決意しました。 おわりに ASTERIA Warpは、機能や使いやすさ、そして満足度などデータ連携ツール市場で高く評価されています。Boxilからの口コミも含めユーザーの皆様からの貴重なフィードバックをもとに今後も、より多くのお客様にご満足いただける製品開発やサービスの向上に努めてまいります。 引き続き口コミもお願いいたします。 Amazonギフトカード500円分をご提供!口コミ投稿キャンペーン ASTERIA Warpを実際に体験してみたいとお考えの方は、体験版もお試しいただけますので、お気軽にご利用ください。 今後ともASTERIA Warpをよろしくお願いいたします。

2月ランキング発表!ホワイトペーパー・事例・ブログの人気TOP…link.gif 2025年03月06日 13時32分

2月ランキング発表!人気ホワイトペーパー・事例・記事をご紹介 ホワイトペーパー1位 SmartHR×ASTERIA Warpの組み合わせで人事労務の業務効率化!人事DX実践ガイド 導入事例1位 2年以内のシステム独立のため、200本を超えるデータ連携を4か月で構築![i-PRO株式会社 様] ブログ記事1位 DXが進まない理由トップに挙げられる「人材不足」の現状とIT人材不足の対策方法 新着記事 Accessのサポート終了後も使い続けるデメリットと脱Access(移行)に成功した事例4選 イベント・セミナー情報 3月も多数の人気セミナーが開催予定!申し込み受付中のイベント・セミナー一覧はこちら           *2月ランキング発表* 2025年2月に最も多くダウンロード/視聴されたホワイトペーパーや動画、閲覧された事例・ブログのTOP3を一挙ご紹介。見逃していた方、もう一度ご覧になりたい方も、ぜひチェックしてみてください。 ホワイトペーパーDL【TOP3】 SmartHR×ASTERIA Warpの組み合わせで人事労務の業務効率化! 人事DX実践ガイド 人事担当者が勤怠管理や給与計算に追われる課題を抱える企業は多いのではないでしょうか。こうした課題解決のため、多くの勤怠・給与システムが存在します。その一つであるSmartHRは、人事・労務情報を一元管理し、入社手続きや年末調整のペーパーレス化を実現するクラウドツールです。従来の手書きや押印・郵送といった煩雑な作業を削減し、企業の手続きを自動化します。 さらに、SmartHRをはじめとする業務システムとASTERIA Warpをデータ連携させることで、ノーコードで迅速に連携システムを構築可能です。システム間の従業員情報の登録・更新を自動化し、労務手続きや家族情報管理の負担を軽減できます。 本書では、SmartHRとASTERIA Warpを活用し、人事労務の効率化を実現した導入事例をご紹介します。 <目次> 1.クラウド人事労務ソフト「SmartHR」と連携し、煩雑な入社手続きを自動化 —株式会社DDホールディングス(現:株式会社DDグループ) 2.SmartHRなどのクラウドサービスを組み合わせ、人事DXを実現! —JR九州システムソリューションズ株式会社 3.高負荷な人事業務をシステム連携により自動化、年間5000時間以上の工数削減へ —株式会社 木曽路 4.店舗スタッフの管理業務を効率化!運営・人材育成に集中し店舗の魅力を向上 —株式会社リンガーハット ホワイトペーパーを読む API導入前に押さえておきたい勘所! Web APIによるデータ連携 デザインパターンとツール活用 資料を読む kintone×ASTERIA Warpの組み合わせで さらなる業務効率化を実現する 7つの利用パターン 資料を読む ホワイトペーパー一覧はこちら>>       導入事例【TOP3】 <事例1位> 2年以内のシステム独立のため、200本を超えるデータ連携を4か月で構築! [i-PRO株式会社 様] 事例を読む <事例2位> IBM i (AS/400)の販売管理システムを短期間でオープン化 [株式会社チャイルド本社 様] 事例を読む <事例3位> 販売管理プロセスを全社統合し、脱Accessを実現! [株式会社太田屋 様] 事例を読む 導入事例一覧はこちら>>       ブログ記事【TOP3】 <1位> DXが進まない理由トップに挙げられる「人材不足」の現状とIT人材不足の対策方法 記事を読む <2位> MDMコラム[入門編]第1回:マスターデータ管理(MDM)とは?メリットや進め方、導入事例をご紹介! 記事を読む <3位> 多くの企業で行われる「Excel(エクセル)による台帳管理」 課題や効率化のヒントとは? 記事を読む ブログ一覧はこちら>>       新着記事 Accessのサポート終了後も使い続けるデメリットと脱Access(移行)に成功した事例4選 記事を読む ブログ一覧はこちら>>                 イベント・セミナー情報     ◆ 定期開催セミナー WEB 【主催:アステリア】11:00~11:30 30分で丸わかり! データ連携ツール 「ASTERIA Warp」製品紹介セミナー […]

株式会社ネクスソフトlink.gif 2025年03月03日 14時42分

ネクスソフトはシステムエンジニアリングサービスを中心に様々なクライアントから寄せられるITリソース課題を解決してまいりました。 金融・通信・物流・製造・医療・官公庁、と多くの業界向けにエンジニアリングサービスを展開していますが、エンジニア一人一人の働き方は「顧客感動の追求」のコーポレートテーマをもとに、常に利用者に寄り添うことを大事にしており、多種多様な業界においてもエンジニアがByNameで活躍を広げることができる文化となっております。 これからのDX時代において利用者に寄り添う姿勢はさらに重要視されると考え、PGやSEという領域を包括しながら、ノーコード・ローコードの力も蓄えて幅広く質の高いトータルソリューションを実現していきます。

情報通信業 T社link.gif 2025年02月26日 11時30分

Accessのサポート終了後も使い続けるデメリットと脱Access(移…link.gif 2025年02月25日 10時16分

Microsoft Accessはバージョンごとにサポート期限が設定されており、最新のAccess 2024も2029年10月にはサポートが終了します。 サポートが切れたまま使用を続けると、情報漏洩やデータの改ざんといった深刻なトラブルに発展するかもしれません。 本記事では、Accessのサポート終了スケジュールや、使い続けることで生じるリスクをご紹介します。 また、Accessから移行して業務効率を向上させた成功事例も取り上げています。「どうやって移行すればいいのかわからない」とお悩みの方は、是非最後までご覧ください。 Accessのサポート終了スケジュール Microsoft Accessでは、2種類のサポートを設けています。 「メインストリームサポート」は新機能の追加や仕様変更、更新プログラムが提供される期間、「延長サポート」はセキュリティアップデートのみが無償提供される期間です。 以下に、Microsoft Accessの主なバージョンとサポート期間をまとめました。 バージョン メインストリームサポート終了日 延長サポート終了日 Access 2013 2018年4月10日 2023年4月11日 Access 2016 2020年10月13日 2025年10月14日 Access 2019 2023年10月10日 2025年10月14日 Access 2021 2026年10月13日 なし Access 2024 2029年10月9日 なし Access 2019よりも古いバージョンは既にメインストリームサポートが終了しており、最新バージョンであるAccess 2024も2029年10月9日に終了する予定です。また、現状Access 2021とAccess 2024には延長サポートが設けられていないため、特に注意が必要です。 サポート切れのAccessを利用し続けるデメリット Microsoft Accessはサポートが終了した後も利用可能ですが、動作するからといって安心は禁物です。 ここからは、サポートが切れたバージョンを使い続けることのデメリットをご紹介します。 情報セキュリティリスクの増加 サポート中のAccessでは、定期的にセキュリティアップデートやパッチが提供され、システムやデータの安全性が確保されています。 しかし、サポート終了後のバージョンではこうした保護が一切なくなり、マルウェア感染や不正アクセスのリスクが大幅に高まります。万が一システム停止やデータの改ざん、機密情報の漏えいなどが発生してしまえば、自社だけでなく顧客や取引先にまで重大な被害を及ぼす可能性も十分考えられるでしょう。 新機能が提供されない サポート期間中のAccessでは、拡張機能や操作性の改善、パフォーマンス向上が随時行われており、効率的で使いやすいアプリケーションの開発が可能です。 しかし、メインストリームサポートが終了したバージョンでは新機能の提供が停止し、最新技術の恩恵を受けられなくなります。 互換性の問題 サポート中のAccessでは、新しいOSやほかのMicrosoft製品との互換性が保証されているため、システム間の連携がスムーズに行えます。 しかし、サポート終了後は互換性が保証されません。新しいOSやハードウェアに対応できず、システムの導入やアップグレードが困難になるでしょう。 さらに、既存システムとの連携が崩れ、業務効率の低下やトラブル発生の原因になる可能性が高まります。 技術サポートが受けられない サポート終了後は、Microsoftからの公式サポートを受けることができなくなります。 問題が発生した際には自力で解決しなければならず、トラブル対応に多くの時間やコストを費やすことになるでしょう。ほかの業務に悪影響を与え、全体の業務効率が低下し、スケジュールの遅延を引き起こす恐れがあります。 脱Accessを実現した事例4選 ここからは、Microsoft Accessからの移行を成功させた4つの事例をご紹介します。 今回ご紹介する事例では、いずれも18年連続国内シェアNo.1を獲得しているデータ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」を活用しています。 ASTERIA Warpは、プログラミング不要でシステムやクラウドサービスを連携できる「データ連携ツール」です。各企業が抱えていた課題の解決方法や、どのように脱Accessを実現したのかをご紹介していきます。 ASTERIA Warpとは ASTERIA Warpはデータ連携を簡単に構築できるツールで、Excel、kintone、Salesforce、Tableau、Office 365をはじめとする各種Microsoft製品など、対応データソースは100種類以上にのぼります。 直感的に操作ができるため、プログラミングの知識やスキルを必要とせず、誰でも簡単に連携設定が可能です。さらに、多彩なテンプレートが用意されているため、導入後すぐにAccessからの切り替えや業務の自動化を実現できます。 使いやすさで多くのユーザーから高く評価されており、ITreview Grid Award 2024 Fallの「データ連携ツール」部門で5年連続Leaderを受賞しています。 ASTERAI Warpのレビュー一覧はこちら(ITreviewのサイトへリンクします) ASTERIA Warpのオプション機能一覧 Accessで実施していたデータ抽出・加工・集計業務を自動化(スターティアホールディングス株式会社 様) スターティアホールディングス株式会社様は、オフィス機器の販売やWebアプリケーションの開発を行い、15社のグループ企業を統括する企業です。 同社の情報システム部門では、売上データの抽出やCRM上の営業行動データ集計、さらにグループ全体から寄せられるデータの抽出・加工・集計業務をAccessを使って対応していました。 しかし、これらの業務に担当者は1日の約半分を費やしており、業務負担が大きな課題となっていました。 そこで、Accessで行っていた定型業務をASTERIA Warpに移行。具体的には「BI分析用データをERP(販売・会計システム)から抽出する日次処理」や「CRMの営業行動データを抽出・集計する月次処理」などを自動化しました。処理時間が約1/5に短縮され、大幅な業務効率向上を実現しました。 脱Accessで基幹システムへのアップロードシステム開発・運用を省力化(株式会社ナジコ 様) 株式会社ナジコ様は、鉄道車両部品の販売や、熱交換器の設計・販売を手がける企業です。 同社では、顧客ごとに個別のシステムをAccess上で構築しており、Accessプログラムを介して基幹システムにODBC(*)接続しデータを転送する方式を採用していました。 しかし、個別プログラムの作成やAccessのバージョンアップに伴うシステム改変に多くの工数がかかるという課題を抱えていました。 *ODBC:ODBC (Open Database Connectivity) は、Microsoft Access データベースを Microsoft SQL Server などの外部データソースに接続するために使用できるプロトコルです。(Microsoft公式サイトより引用) そこで、AccessからASTERIA Warpへのリプレースを実施します。 新たに構築した仕組みでは、顧客のサイトからダウンロードした受注データをASTERIA Warpが読み込み、基幹システムの確認用ファイルに登録。その後、目視確認を経て受注データを確定するというフローに整備することで、作業効率を大幅に向上させました。 さらに、ASTERIA Warpを活用した開発は従来のシステム開発に比べて工数が約1/3に削減され、修正作業も容易になったことで、開発・運用の負担を大幅に軽減しました。 Accessの属人化を解消!突合参照業務の工数削減も実現(ファイテン株式会社 […]

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